価値に気付くためには環境を変えよう、というハナシ。

まいど、いおりんでござい。そろそろ春もやってきたなーという感じ。冬よ、また1年後もよろしく!

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自分の価値を手っ取り早く知る方法は、「環境を変えること」だなぁ、と最近感じている。

私はこれまで、デザインと情報、特にITエンジニアとしての技術を精練してきました。大学もIT関係の勉強をしていたし、就職先でもITエンジニアとして働いていました。

そんな私の周りはみーんな、ITに詳しい。友人もITエンジニアが多いし、前職でも社員のほとんどがITスキルをある程度持った人たちだった。当たり前だよね、例え営業さんだってITのプロとして働いているんだから、「スマートフォン使いこなせません」じゃちょっと困るよね。

そんな環境に身を置くと、まるで「自分のITスキルはまだまだ使い物にならないんじゃないか」という錯覚が生まれる。みんなある程度のITスキルを持っているし、自分ごときの知識では、全く必要とされないんじゃないか。ってね。

大学生への就活セミナーとかでも、「大学生を卒業した程度ではマダマダ、社会では使い物にならない」なんて教え込まれていた気がします。私自身、大学院に進学した理由は「学部を卒業したくらいでは社会では使い物にならない、もっと勉強しなければ!」なんて思っていたくらいだ。

自分自身が学んだ程度のITスキルでは、実用には程遠い!と思っていたんだよね。

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ところがぎっちょん。

実は大学生の力でも十分、社会で生きていくことはできるんじゃないかな、と最近は思うことが多くなりました。

きっかけは昨年末。久しぶりに私の兄(28歳か29歳くらい?)と会ったときに、兄に、下記のような質問を頂きました。

「なぁ、いおり。“ブラウザ”って、何?」

by Androidの標準アプリ“ブラウザ”を見せてくるイオリンの兄。

ほんとーに衝撃を受けた。兄は(というか私以外の家族は)、“ブラウザ”が何をしているかを一切知らなかったんだよね。「アドレスバーで指定したWebページを見にいっているんだよ」と言ったら、「アドレスって何を指定しているの?」「ページってパソコンの中にあるんじゃないの?」と。最終的に私は、「他のパソコンがWebページを持っていて、ブラウザはそれを見にいっている」と説明しました。そんな雑な説明にも兄は感動していた(親はピンと来ていなかった気がする)。

他にも、「Androidに容量がいっぱい、って言われたからSDカードを買い替えたのに、警告が消えない」という兄に対して、「これは内蔵ストレージがいっぱいになっているから、SDカードにデータを移動させないと、SDカードを入れ替えても意味ないよ」ということを、30分くらいかけて説明しました。兄は「ストレージって何?」「SDカードと何が違うの?」と色んな疑問を私にぶつけてきました。

その時、私は「情報リテラシーが低いのは団塊の世代や御年寄りの方々だけだと思っていたけど、全然そんなことないんだ」と身をもって知りました。

兄はまだ20代だし、メールはもちろん、LINEも使っている。きっと、クックパッドとか、ぐるなびとかも使っているんだと思う。そんな人でも、「ブラウザって何?」「SDカードは何をしているの?」っていうレベルでしか情報技術を理解していないんだよね。ほんとーにビックリ。

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そんな兄は歯医者の卵。独立は全然していないけど、将来はきっと独立をするんだろうと思う。

この兄が独立した時に、「情報技術をある程度扱える大学生」がいたらどう?「問診表も、iPadとかでできるよ」「予約もインターネットでとれるよ」「LINEで予約できるようにしようよ」とか、情報系の大学生だったら誰でも言えるじゃん。

こーいう価値に気付ければ、情報系の大学生が歯医者へ「ITディレクター」として就職することも十分に可能だとわかるよね。そして、別に歯医者じゃなくても、きっとこーいう人はまだまだいっぱいいるんだと思う。街のパソコン教室がなくならないのも納得だよね。

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こーいう価値に気付くためには「自分と同じような技術を持った人たちが集まる環境」から、飛び出すのが手っ取り早いんじゃないかな。それは職場かもしれないし、学校かもしれないし、もしかしたら住み処かもしれない。

生きている環境を全部変えなくても、カフェにいってみるとか、イベントに参加してみるとか、小さいところでいいから、「ちょっと違う環境」に飛び込んでみると良い。違う価値観に出会えれば、自分にとって価値がないと思うモノに対して、価値を見出す人たちがきっと出てくるから。

私は先日からシェアハウスに住んでいるけど、社会人2年程度のスキルでも、とっても重宝していただける。もしかしたら仕事を頂けるかもしれない状況にある。これは別に私が特別な技能を持っていたからじゃなく、他に誰もやっていないような環境に飛び込んだから、でしかないんだよね。

自分の価値に敏感になるには、環境を変え続ける必要があるかも知れないね。いきなり仕事辞めたりしなくてもいいから、新しい趣味をはじめてみるとか、旅行してみるとか、そんな些細なことでもいーと思う。ひとつの所に閉じこもることはすごい怖いよ、きっと。

ばいびー☆

カップラーメンの価値は、雪山という環境に身を置いたとき、倍増する。

カップラーメンの価値は、雪山という環境に身を置いたとき、倍増する。