為替表記は「1ドル○○円」じゃなくて、「100円○○ドル」表記のほうが直感的でいいのに、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。春よ来い♪って思ってるんだけど全然来ないよね。寒いね。
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日本の為替表示って、「1ドル○○円」って表現するよね。これ、めちゃめちゃ分かりづらい。なぜ、日本円を通貨として使っている日本人が、ドル視点での為替表示を平常利用しているのか理解に苦しむんだよ。
例えば、「1ドル100円が、1ドル120円になった!」って、言われるよりも、「100円1ドルが、100円0.83ドルになった」のほうが、円の価値が段違いに下がったことが直感的に分かるじゃん。グラフ化した時も、「1ドル○○円」って書き方だったら、円安なのにグラフは右肩上がりなんだよ?
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子どもにとって為替のややこしいところって、「100円から120円に上がったのに円が安くなっている」っていう謎現象につきると思うんだよ。少なくとも私はそうだったから、本質的なところは全然分からずに、「為替ってのは下がれば円高、上がれば円安になるんだ」っていう覚え方をずーっとしてた。
これが、「100円を売ったら100セントで交換できたのが、82セントしか交換してくれなくなった!」っていう風になれば、円安・円高っていう言葉と直感的に繋がって分かるし、円が弱くなっているっていう本質も理解できるよね。
日本は島国で外貨との関わりも薄いし、日本円の信頼度が高いから外貨を必要としなくても何でも手に入る。そのせいで、為替感覚(日本円通貨が持つ価値はあくまで、相対的価値だってこと)がとっても薄くなりがちなんだよね。だからこそ、こういう細かい表現だけでも直感的なものにしないと、すぐに遠い世界のお話になっちゃう。スーパーのお食材の値段が上がっても、「最近、あまり採れないのかしらね」としか思わなくなる。「いつも通り採れてるけど日本円が弱くなったから」かもしれないのに。
為替の表現の仕方を「1ドル○○円」から、「100円○○ドル(or セント)」にするだけで、相当良いと思うんだけどどうかな。家庭でも軽く教えられるレベルにまで落ちると思うんだけどね。
また明日〜。