今の時代は大人の覚悟を持つのが遅すぎるってハナシ(特に男)。
まいど、いおりんでござい。鎌倉に来ても相変わらずスタバでオシャレに読書とかキメてます。
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日本の法律では男性は18歳から、女性は16歳から結婚できるよね。調べてみると、戦前は男性17歳、女性15歳だったそうです。
と、いうことは。大体18歳〜16歳の頃には人は誰かの親になれるわけです。それなのに、日本の成人は20歳ということになっている。これってなんかすごい矛盾を感じるんだよね。
パラグアイでは、女性は15歳で一人前らしいです。
日本では、大人の仲間入りの儀式として成人式がありますが、パラグアイでは、女性に限って15歳の誕生日会がそれにあたり、スペイン語でFiesta de quinceanos(15歳のパーティー)と呼ばれます。また15歳になった主役の女の子のことをQuinceaneraと言います。日本でいうと、まだ中学生か高校生に入学したあたりの人々が、パラグアイでは大人の仲間入りをしているというわけです。
日本だって、昔は元服といって、11歳〜15歳の頃に1人前として認められていた。それが、あれよあれよという内に引き上げられた。日本人の平均結婚年齢は江戸時代に比べると10年以上後になっている。
参考: 日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2015年)(最新) – ガベージニュース
もちろん、昔は今みたいに長生きしていなかった上に、世襲制の武家、商家が多かったから、「はやく跡継ぎを作らないと」といったプレッシャーから早期結婚が早かったとも思うよ。
でも、私は、今の時代の成人タイミングが遅すぎる気がするんだよね。
義務教育が終わるのがちょうど15歳くらいだから、15歳くらいまで降ろすべきだと思う。そこから大人の始まりとして、社会に出るか、高校に行くかして、一人前の大人として生きていく準備をすべきだと思う。将来をどう生きたいのかを考えられるようにしっかり学んでいく。
今はそういった準備期間も特になく、いきなり「20歳になったし、お前も大人な!」みたいに言われるから実感がわかない。お酒とか運転免許とかの制限が取っ払われたくらいにしか捉えられなくなっちゃっている。そこには“一人前の覚悟”というものが、すっぽり抜けちゃっていると思うんだよね。
特に、男性が“大人の覚悟”を身につけるのが遅すぎる。女性は、結婚とか出産を若い頃から意識せざるを得ない。胸が膨らんできたりとか、ほかにも身体の構造がより明確に大人になっていくんだから。必然的に“大人の覚悟”は身についてくるよね。でも男性はそれが“就職活動”くらいになってようやく意識し始める人が多い。
そして、社会で働き始めてようやく、自分の大人修業が始まったかのように感じている。大学生なら22歳。大学院生なら24歳だよ。そっから一人前になる修業って遅すぎるでしょ。
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女性の生物学的な出産適齢期について調べてみると、大体20歳〜30歳です。
女性の健康を維持し、妊娠出産に不可欠な女性ホルモン分泌のピークは10代後半。とくにエストロゲン(女性ホルモン)は、17〜18歳がピーク。その後、20〜30歳位までは安定して分泌されていますが、30歳くらいから緩やかに下っていきます。
〜中略〜
流産のリスクは、20代後半は9.5%ですが、30代前半は12%に。それが30代後半になるとぐんと高くなって19.7%、40代前半では40.8%にもなっていきます。
世の中の男性で、25歳で父親になる覚悟を持っている人は一体どれくらいなんだろか。少なくとも私の周りでは、25歳〜27歳くらいでも「自分はまだまだ半人前だから」みたいな理由で結婚を躊躇している人が何人かいる。私からすれば、「ガッコー卒業時点で一人前の覚悟を持っておくべきでしょ」ってハナシです。
確かに男性は「ある程度キャリア積んでから家庭を持とう」っていう選択肢ができるし、最近は女性も「家庭を持つ前にしっかり働きたい」って思っている節もあるけれど、この2つってすごい大きな差があると思う。女性はとーってもしっかり考えているのに、男性は、「なんとなく実感もないし、まだ早いだろ」くらいの思考しかしていないことが多い(だから危機感を抱く人も女性のほうがずーっと多い)。
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別に早く子どもを産むのだー、なんて思わないし、私は「結婚したいときに結婚して、子どもを産みたいときに産めばいーじゃん」とは思うけど、少なくとも“一人前の覚悟”は持っておくべき。その上で、女性ばっかり計画的に生きさせるんじゃなくて、どっちも適度に、肩の力抜いて生きられればいいね。
まぁ、私は26歳になったけど、まだ結婚する気配ゼロだけどね。ばいびー☆