自分の意志で生きていく気持ちは、漫画ベルセルクから学んだよ、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい〜。みんな、花粉症なんかに負けんなよ〜っ。

私は漫画が大好きです。私のiBooks 1は漫画で溢れています。物心ついたころから漫画は大好きだった記憶がある。小学生低学年の頃、初恋の女の子の家までコロコロコミック 2を持っていったのは淡い想い出だね(笑)。空き地で友人と一緒に星のカービィの漫画 3を回し読みした記憶も鮮明に残っている。

そんな私、漫画から学んだことも結構ある。今日はそんな中から一つ選んで色々考えてみる。

「生まれてしまったから、仕方なくただ生きる・・・そんな生き方、オレには耐えられない。」

引用元: ベルセルク6巻 グリフィスより

これは、漫画「ベルセルク」における主人公のライバル、グリフィスが発する言葉。お姫さまに対して、自分の人生観を語っているシーン。天才傭兵団長・生ける伝説グリフィスの人生観が垣間見れるシーンです。

この後、彼は「自分にとって友人とは、自分と同じように夢を持ち、互いの夢同士が衝突するなら自分であっても牙をむき立ち向かうような、“対等の者”」とも語ります。グリフィスと友人だと思っていた主人公ガッツは、不意にこの言葉を聞いてしまい、「仕方なくただ生きていた自分」と「友人だと思っていたグリフィス」との距離を痛感してしまいます。

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このグリフィスの言葉は、当時中学生で思春期真っ最中だった私の心にとーっても深く突き刺さりました。まさに主人公ガッツと同じで、自分も「仕方なくただ生きる」という状態だったんですね。

あまり楽しくない学校や塾に、親に怒られたくないから、という一心で行っていた。でも学業も、「まぁまぁ及第点」をおさめれば十分だから、基本的に授業中は寝ていた。部活も行かず、心をモヤモヤさせながらも、ぐーたら人生を満喫していたね、あの頃は。

そんな私もこの言葉に出会って衝撃を受けて以来、何かあるたびに「オレは仕方なくただ生きるような人生でいいのか」と自分自身を鼓舞してきた。色んなことに挑戦してみるマインドは、この頃から培われてきた気がする。

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そしてそれは今でも思っている。ベンチャー企業に行った理由も、そしてそこを退職してフリーになった理由も、「このまま行ったら、ただ何となく生きている状態にならないか」と思ったから。そして、その状態から抜け出すために勝算も何もないまま、知らない荒野に飛び出してみた。私のこの当たりの行動理念は、すべてこのグリフィスの言葉が根源だと思う。

結果、この1年すらどうなるか分からないけど、少なくとも自分自身のために考えて生きているから悔いはないよね。

つまるところ、後悔とかそういうものは、「仕方なく生きる」ってことをしているから生まれるんだと思う。例えば私が今日失明しても、絶対めっちゃ苦しいだろうけど、その時はその時で、全力で生きれば、悔いはないと思う。それを、「失明したから私は仕方なくこう生きるしかない」なんて考え方をしちゃってたら、それはもうどーしようもないよね。

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この前、鶴瓶さんのPodcastで聞いたんだけど、福島の大震災で家を失った人に最近、新しい仮住宅が国から用意されたそうだ。そーはいっても仮住宅、そこに住む人たちは不満と一緒に暮らしているかと思っていた。ところがぎっちょん、その人たちは、「新しい仮住宅まで用意してくれて、本当にありがとう」という言葉を口々に言うそうだ。

片手しか使えなくなったピアノマンの演奏を昨年聴いたんだけど、彼が奏でる童謡「さくら」は、とてもシンプルなメロディながら、心に深く入り込む、とても美しい演奏だった。

五体不満足で有名な乙武さんの本を読んだけど、とても四肢が未成熟な方だとは思えないほど立派で、教育業界で存在感を示し続けている。彼の人生は苦労だらけだろうけど、もはやそれすら楽しんでいるようにすら見受けられる。

彼らが素晴らしく輝いて見える理由は、自分自身に訪れた受難をしっかりと受け止め、その上でどう生きれば自分の人生を全うできるかを考えているからだよ。仕方なく生きることを良しとせず、自分に残されたカードや、受難によって持つことになってしまったカードを見つめて、しっかりと生きているからだよね。

中には乙武さんのことすら、「彼は身体障害を持っているからこそ、あそこまで有名になって活躍したんだ。恵まれた人だったんだ」なんて思う人すらいる。そんなワケないでしょ?

自分の環境を「条件」とするか「弊害」とするかは、結局、自分自身がどれだけ本気で生きているかに依存するんだと思う。仕方なく生きている人は、楽に生きれなくさせる環境を「弊害」だと思うけど、何かを追い求めていれば、それはただの「条件」でしかなくなる。失明だって自然災害だって一緒だ。

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と、ここまで書いたけど、私はいまのところ五体満足だし、目も悪いけど両方見える。腰痛持ちくらいだ。家族も色々あったけど元気でやっているし。本当に自然災害にあった人やとてつもない不運(に見えるもの)にあった人のことは、気持ちを汲むことはできても知ることはできない。本気で生きていても、打ちのめされることだってきっとあるだろうし。ここまでの私の言葉に、それこそ「恵まれているからそんなことを考えられるんだ」と言われるかもしれない。

ただ、自分の持っているカードを見て、「このカードの中で仕方なく生きる」より、「このカードをフルで活用して勝ち抜いてやる」のほうが、きっと楽しいと思うよ。フル活用を考えることで、「誰かとカードを共有できないかな」とかまで頭が働くと思うしさ。

漫画の話からこんなにも広がると思ってなかったよ。ばいちゃ♪

人生観を変えるような言葉を、漫画から頂くことも多々あるいおりん。

人生観を変えるような言葉を、漫画から頂くことも多々あるいおりん。

Notes:

  1. Apple社が提供する電子書籍サービス。
  2. 小学館が発行する300ページくらいある月刊少年誌。
  3. コロコロコミックで連載されていたギャグマンガ「星のカービィ デデデでプププなものがたり」。