仕事においての優先度ナンバーワンから「家族」を降ろした、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。先日、友人と仕事の話をした。仕事における「優先度」の話だね。
このブログでは何度も書いたけど、私は仕事における優先度のトップに「楽しいかどうか」を置いている。仕事やその延長線上に楽しいこと、やりたいことが待っていないなら、ソレはやらないようにしよう、ということ。例え安定していたり、儲けが良かったりしても。
一方、その友人が優先度のトップに置いていることは、「家族」だった。
彼は今、独身だけど、「将来家族ができたとしても、しっかり家族を幸せにできるだけの仕事をしておくこと」ということを優先していた。そのためなら、多少やりたくないことだって、我慢してやる。という考え方だった。これは素直にカッコイイよね。男だったら誰しもが、一度は憧れる考え方だと思う。
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かくいう私も、学生時代は「家族」を第一にしていた。しっかり自分が家族なり恋人なりも養っていけるだけのチカラがなければ、「好きだ」なんて言っちゃいけない、とすら思っていた。今思えば極端だよね(笑)。
じゃあなんで、「家族」の順位を格下げしたの?って言うと、将来の家族…言わば想定家族を意識しすぎるあまり、自分自身がどんどん魅力のない人間になっていっている気がしたんだよね。
事実、私は精神を病んでしまうくらいに働き詰めて、もう毎日フラフラになりながらも、「これさえ我慢すれば」と思って半年以上働いた。そんな姿、家族にも見せたくないじゃん。まぁこれはとーっても極端な例だけど。
「楽しくないことかも」と思っても、家族がいるから仕事をせざるを得ない。そんな自分に嘘をつく毎日を送っていったら、私はどんどん気分が落ち込んでいくと思うんだよね。家族を逃避先にしてしまう。それって、とってもカッコ悪くない?
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もちろん、「家族」を捨てるというわけじゃない。家族もとーっても大事だよ。でも、その家族を大事にするためには、自分が楽しいことを仕事にしたほうがいいな、と思うから、第一条件に「楽しいかどうか」を据えているんだよね。
ちょっと難しいハナシだけど、「家族が大事!」と思いすぎることが、家族を大事にできないこともあるんだ。優先度を少し下げることで、肩の力を抜いて大事にできるかもしれない。
少なくとも、私が「家族が一番大事!」って肩肘張ってた頃は、結局仕事人間になっちゃってたわけだしね。
ばいちゃ♪