2014年12月14日の総選挙で私は投票しません、というハナシ。
まいど!いおりんっす!本日、2014年12月14日は、総選挙の日ですね。
最初にハッキリと意思表明させていただきますが、私は今回、投票に行きません。
なぜかというと、今回の選挙に、憤りに近い不満を抱いているからです。今回はそのことをここに書いておこうかなーっと。書いておくことで、2054年とかにこれを見たときにどう感じるか、楽しみでしょ?
今まで選挙で投票したことはないです。
私は正直、今まで選挙で投票をしたことはないです。いまだに選挙用紙を見たこともないんです。20歳〜24歳まで投票しなかった理由は簡単。政治に興味を持てなかった。だから候補者も知らなければ、それぞれの政党の主義もあんまり知らなかった。
でも、NewsPicksというアプリを通じて世間のニュースについて頭を働く習慣ができたおかげで、今回の選挙の背景などを知ることができ、素人なりともアタマを使って考えられるようになった。だから、今回こそは選挙に行こうと意気込んでいたんだよね。NewsPicksでも、色々な意見を書いていた。
でも、知れば知るほど、ニュース記事などを見れば見るほど、「なんだ今回の選挙は!?」という気持ちが強くなった。
信を問うた後に解散総選挙すべきなんじゃないの。
今回の解散総選挙について、「アベノミクスの是非を問う」ということで実施されている。安倍総理は、「アベノミクス解散」などと名付けているらしいんだけど、まずそんなことで解散総選挙が開かれることにビックリしたんだよね。
私、総選挙のイメージって、もっと「もうこの衆議院駄目だ、手詰まり!」って時に行われるものだと思ってたけど、総理大臣は元々、解散総選挙の権利を持っているんだね。今回初めて知りました。
でもね、権利はあっても、「アベノミクスを問う」とか「増税を問う」とかいうことで、いちいち解散総選挙するのアホらしいんだよね。これは、NewsPicksでも書いたんだけど、「信を問うために解散総選挙」ってほんと、金の無駄遣いだよね。
本当は、信を問うためにアンケートとかやってさ。その結果が大反対だったときに、はじめて「解散」が視野に入るんじゃないのかな。民意をちゃんと聞かずにいきなり「解散」って。逆だよね。信を問うた後に解散総選挙すべきなんじゃない。
しかも解散に使う金は税金ですよね?確か700億くらいだとか。バカげてる。混迷の時代にいる自覚がまるで無いんじゃないかなー。
独裁政権が作られようとしている気がする。
あと、「選挙で勝たせた、ってことは、アベノミクスとして何やっても良い、ってことだよね?」っていう感じも好きじゃない。この選挙で勝った彼等が、やりたいようにやりだすんじゃないかな、と勘繰ってしまいます。
けれども、色んな記事の投票予想とかを見ると、「自民党が圧勝するだろう」っていう予想が強いよね。その理由は、皮肉にも安倍首相が言った言葉に集約される。
双方にそれなりの言い分がある中で、なぜ自民党が圧勝の勢いなのか。その理由は安倍首相の言う次の言葉に集約されている。
「他に選択肢はあるのか。野党に代案があるのか」
要するに、どの政党もパッとしないんだよね。「自民党の独裁政権は阻止したい」「でも他の人らの主張もいまいち」という状態。民主党も、政権奪取時代の悪評判を今も引きずっている状態。「絶対に勝てるタイミング」という意味で、安倍首相は最高のタイミングで解散総選挙を実施したとも言えるんじゃないかな。
こうして、今回の選挙では、「自民党が圧勝すること」と「アベノミクスが全肯定されること」の2本柱によって、めでたく独裁政権が作られるんじゃないかな、と感じている。下記の記事でも述べられている。
最近の報道では、今回の総選挙の結果、自民党単独で衆議院の3分の2を超すことになりそうだということである。となると、「自称」ブレーキ役の公明党の助けを借りなくとも、仮に参議院で何か否決されたとしても、自民党単独で衆議院で再議決を行い、安倍首相のおともだち政治が罷り通ることになる。これは、紛れもなく正真正銘の「独裁政治」の出現である。
同記事では、安倍政権が憲法を無視するかのような行動をしている点も挙げて独裁政権を危惧している。
今回の選挙自体、反対だ、という意思表明。
でも、残念なことに、今回の選挙が、「独裁政権を樹立させるためのストーリー」と仮定しても、それを選挙で防げる気がしないんだよね。階段を転がり落ちているんだけど、もう止められないかのような気分。止められたとして、訪れるのはただの停滞な気もする。
だから、私は今回、投票しないことで、「今回の選挙自体に憤りを感じている」という意思表明をしようかなー、と考えたんだよね。
選挙用紙に「こんな選挙ふざけるな」って書いても、選挙管理員に捨てられて終わる。きっと、それ以上のところには届かない。だから、投票しないことで投票率を下げる行為に出たい。
「革命」でも起きるんじゃないかな。
今回の選挙は、私は「日本の議会制民主主義制度そのもの」の信を問う選挙だと思う。そして、私は「信を置けない」という意思表明を、選挙放棄という行為で示そうと思った。少なくとも、選挙絶対視の民主主義はオカしい。
安倍さんは、かなり強引な手を使ってしまった。今回の解散は、議会制度の穴を突いた「最終手段」だと思う。「良いから任せろ!」と。その結果、行われる政治活動の成否は、「議会制度の成否」に繋がる気もするんだよね。
そして、その日本の行き先如何では、「革命」でも起きるんじゃないかな、と思っている。ただ、日本は動きが遅いから、500年後くらいかもね?近い将来、デモくらいは活発化すると思う。
みんなは選挙に行ったのかな?何はともあれ、私は日本が好きだから、HAPPY JAPANを祈るし努力するよ。BYE♪