何気ない言葉が持つメッセージ性のハナシ 〜「多眼思考」を読んで〜
おいーっす。墨田区より愛を込めてブログをお送りする、いおりんでござる♪ ちきりんさんの「多眼思考」という本を読みましたのでそのオハナシをお届けするでござる。では、どうぞ!
「ちきりん」さんについてご紹介。
皆さん、ちきりんさんをご存知でしょうか?ちきりんさんとは、Chikirinの日記というブログで「社会派ブロガー」として自分の考えを提示している方で、「ブロガー」と呼ばれる人の中では人気者です。
私は以前、ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」という書籍を読んで、彼女のファンの1人になりました。その本は会社に寄与したので手元にないのですが、また読み返したいです。
今回は、「多眼思考」という書籍。ざっくり言えば、「つぶやき集」です。twitter上で投稿された「つぶやき」を、ジャンル別にまとめて書籍化した本となります。
twitterはその人の「本質」が出てきやすい場。
twitterは、他SNSに比べて簡単で気軽に投稿できるのが強みです。
それは手段の面でもそうだし、精神的な面でもそう。私も、頭で思いついたことや考えたことを表現する際は、真っ先にtwitterを選んでいます。 頭の中がそのまま飛び出るから、「本質」が出てきやすい場だと思うんだよね。レッテルやベールがない、その人の心から出てくる言葉が、そのままtwitter上に流れてきやすいんだと思う。
たとえばFacebookは、「幸せな自分」をコーティングしちゃうけど、twitterではそれが少ない。 普段は「やりたいことが分からない」なんつってる人とかも、twitter見たらめっちゃつぶやいてることとか多いよね。「仕事ツライ」とか、「田舎に住みたい」とかが最近多いけど(2014年12月現在)。
パッと頭から跳ね出てきた言葉って、練りに練られた言葉とは違うメッセージ性があるよね。
引き寄せの法則は、「法則」部分が強すぎるから、胡散臭いんだな。きっと。「引き寄せ論」とかにすればマシじゃない? — イオリン (@Iorin0225) 2014, 11月 30
おしぼりをトングで渡してくれたタイ料理屋。おもしろいよね。文化の違いかな。きっと、トングで渡すことが、丁寧なんだよね。 — イオリン (@Iorin0225) 2014, 10月 15
「ちきりんさんてどんな人?」に見事に答える一冊じゃないかな。
ちきりんさんがそんなこと考えたかどうかは知らないけど、この「多眼思考」は、そういうtwitter上に潜むメッセージ性がうまくまとめられた1冊。つぶやき1つ1つが強いメッセージ性を持っているし、全体を通して、ちきりんさんの思考が垣間見える部分がある。
何より、「ちきりんさんってどんな人?」とか思っている人に対して勧めやすい。多分、この書籍を導入として「他の本も読んでみよう」「ブログも読んでみよう」って思う読者さんたちは少なくないんじゃないかな? フォロワーさんも増えたんじゃないかな。私も、改めてしっかり見るリストに入れて見るようにしています。最近でも変わらず、ちきりん論はtwitter上で繰り広げられていて、面白い。
おかしなコトにたいして、「おかしいだろ?」って気が付くことは、すごい大事だよね。たとえば、東京の通勤とか、どー考えてもおかしいじゃん? ネクタイとかも、意味がわからない。誰得?って、ネクタイに対して使うべき言葉だと思う。 — ちきりん (@InsideCHIKIRIN) December 1, 2014
私も、自分の思いついたこととかをtwitterでつぶやくことはあるんだけど、そういう欲求って割と「普遍的欲求」なのかもしれないね。
便乗したツイート集がいっぱい出るのかな?
これからはツイート集がいくつか出てきそうだけど、「多眼思考」のように、1つ1つにパワーがあり、かつしっかり編集されたものは、あまり出てこなさそうだな、とも思う。かっこつけツイート集が増えそうだな。私が作ってもそうなりそうだもの(笑)。
私は、真面目な空気に耐えられなくなってふざけたことをつぶやくけど、それも含めて私だからねー。書籍化できるかー?私しか買わないよこれ(笑)。
飯屋で腹一杯食べて、財布忘れたことに気付く。 — イオリン (@Iorin0225) 2014, 12月 2
過去のツイートとか見るとまた、面白いよね。私は本当、twitterで頭の中を垂れ流しちゃうから、当時の考えとか丸見えなんだよね。このブログもそうだけど、自分が過去考えていたことが見える、ってスゴイ面白い。 今じゃ想像もつかないようなことを考えていたりすれば、同じことをずっと考えている部分もある。
学べる部分もあるんだよね。 私も、自分のツイートをいつか編集してみたら、新しい自分の軸とかを見つけられるのかもしれない。 改めてツイートの持つパワーと、ちきりんさんの持つパワーとを感じさせてくれた一冊だった。ぺけぽん♪