「人としての尊厳を大事にする」ってことを守ればいいだけのハナシ。

まいど、イオリンでござい。

今回は下記文章を読んで。

参考: 意欲も能力もある人材を潰すのはもうやめてくれ – NZ MoyaSystem

こうやって、エントリで伝えたい事がタイトルに如実に反映されているのは良いよね。とても好き。その上でエントリの本文ではしっかり肉付けされてて、メッセージの強さが際立っている。良いエントリだと思います。

さて。

日本ではいくつかの業界では、文字通り労働者を「使いつぶす」ことで廻っている。「使いつぶす」ということが、業界が上手く廻るなかで当然の行為とされている。

上記エントリ内で言及されている「介護士」「保育士」もその一例だ。知り合いにも何人か介護士、保育士の方がいるけれど、「超長時間労働」「休憩がとれない」「休みもとれない」というハナシを何度か聞いた。

私自身、IT系の会社にいてSE(System Engineer)という職業をしていたが、月の残業時間が200時間を越えた時期があり、使いつぶされて退職した人間だ。今では少なくともITエンジニアとしての職業に誇りは持てない(もちろん、使いつぶされたことだけが原因じゃないのだけれど)。

こーいう問題は、「人の尊厳を大事にする」というめちゃくちゃ基本的なことを守れば解決する。「仕事なんかより人としての尊厳のほうがずっと大事」ってのを経営者も労働者も顧客もみーんなが考えていれば解決する問題だ。

ところがぎっちょん。自己犠牲が美徳とされてきた背景と「赤信号みんなで通れば怖くない」精神がミックスされて、日本人の間では「他の人の尊厳だって足蹴にされてるんだから仕方ない」とかいうクソッタレな精神が蔓延している。ロボット工学三原則もびっくりだ。

そもそも、教育機関で「人の尊厳を大事にする」って授業をやったイメージがないんだけれど、これは私だけかな。小学校の頃「道徳の時間」って言うと、「やった、勉強しなくていい!」って喜んだ記憶があるけれど、じゃあ何をしたのか、って全く記憶にない。小学校が私の道徳心を育んだとすれば、それは「共同生活」のたまものだ。

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もちろん、全部が全部、酷い労働環境じゃないのは百も承知だ。こう書いておかないと「全部が全部そうじゃないよ、偏見だよ」みたいなことを言われる。「全部が全部そう」なことなんて何一つありゃしないってのに。

少なくとも、「私はそうだった」。私自身が、死にたくなるようなクソ経験を持っていて、いくつかの後遺症もある(良い方向に作用しているモノもあるけど)。その時のことは今では笑い話だけれど、「笑い話になるクソッタレな経験」だ。知り合いの誰にも経験して欲しくない。

ただ、幸せに働きたい。その夢がこんなにも叶わないなんて、きっと世界のほうが間違ってる。

ばいびー☆

秋雨前線、どこかへ行くといいですね。

秋雨前線、どこかへ行くといいですね。