人間は必ずミスをする、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。

人間って完璧じゃない。って言葉にすると「当たり前じゃん!」ってみんな言うと思うんだけどさ。それが仕事になった途端、完璧以上を求めるのは何でなんだろうな、と思う。

私なんかはさ。人間ミスをするから面白いもんだと思っててさ。遅刻もするし忘れもするし怠けもする。だからこそうまく行った時とか計画通りにできた時とかに嬉しいし楽しいんじゃん。それなのに、「人間はミスをしない」って前提に立っても楽しくないし事実でもないし、良い事なんもないでしょ。

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最近読んだ本で、「人間が文明を手に入れたのなんて長い進化の歴史で言ったらほんとつい最近のこと。中身は原始人となんら変わらないことを自覚したほうがいい」ってなことが書いてあったんだけれど、ほんとその通りだよな、って思う。私たちって仕組みは原始人となんら変わらんのよ。私たち新人類が誕生したのが20万年前くらいだからな。たかが数千年で劇的には変わらんよ。

だから、モノを忘れるのも遅刻するのも怠けるのもダイエットに失敗するのも当たり前なの。私たちの中身は石器時代、農耕時代からはなーんも変わっとらんのだから。赤子を見ればよく分かるでしょ。「時間」も「未来」も「計画」も後天的に授けられる概念でしかない。

それなのに、「ミスをするな」とかを人間に強いるのは無茶でしかないの。受験生時代によく「ケアレスミスをなくせ」って言われるけど、ケアレスミスする生き物なんだよ、人間って。

それを解決するためには、もう仕組みを作るしかない。たとえ怠惰であってもうまく回り、サボりたがらない仕組みを作るしかない。そして、そんな仕組みを作ったところで、「完璧」ってのは絶対無理。人間がやることにミスっ、欠陥ってのは絶対ついてくる。オリンピック選手ですらミスの連発ですよ?精神論じゃなくて生き物の構造的に無理。

だから、例え仕事だろうが、「人間はミスをするし怠ける」っていう前提に立って、その上でミスをしづらいように仕組み化して、なおかつミスをした時に被る損害を最小化する。そーいう努力をすべきだ。個人単位ではなく、組織や社会全体でね。

「ミスをしないように個人の能力をあげる」のは絶対に無理。

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私からしたらこんなこと当たり前なんだけれど、社会に出てみるとみんな人間の性能を過大評価しまくっててびっくりする。そんな完璧な生き物ならもっと笑えよ、って思うね。

あと、こーいうこと言うと「言い訳するな」とか「社会は甘くないんだ」とか言うけど、私からしたら人間に完璧を求めるほうがずーっと甘っちょろい希望的観測だと思うね。どんな有能な人間でも案外ポンコツでしょ。そこを上手くカバーするから努力は美しいのであって、決して人間という生き物の性能が高いわけじゃないってことをもっと自覚すべきだと思う。

何度も同じミスをする人がいるなら、それは仕組みが悪いんだ。致命的なミスが発生したとして、それも仕組みが悪いんだ。人間は悪くねーよ。

ばいびー☆

先日の川上りした山。雨が逆に良い雰囲気を。

先日の川上りした山。雨が逆に良い雰囲気を。