映画「LIFE!」を見て感じたことをつらつらとおハナシ。

まいど、いおりんでござい。

先日、映画「LIFE!」を見ました。名作なので知っている方も多いと思う。実際に存在する「LIFE誌」を基にしたコメディドラマ映画だ。

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簡単なあらすじを説明する。主人公はLIFE誌の写真フィルム管理部で働く、地味で冴えないウォルターさん。

ある日、LIFE誌の終刊が決定してしまう。それに伴って腕利きの写真家ショーンからいくつかの写真のネガフィルムがウォルターさんへのプレゼントと共に届く。ウォルターさんはその写真の現像を任されるんだけれども、「人生の最高傑作」と称すフィルムだけが見つからない。

ショーンは自然派で携帯電話も持っていない。このままだとクビになってしまうウォルターさんは数少ない手がかりからショーンの足取りを追う、と。まぁこーいう映画だ。

以下、多少のネタバレはあると思う。ただ、この映画は実際に見て空気感を味わうことにこそ価値があると思うけれどもネ。

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さて。

この映画が伝えたいことはシンプルだ。それはLIFE誌のスローガンにもある。

「世界を見よう。危険でも立ち向かおう。壁の裏側をのぞこう。もっと近づこう。お互いを知ろう。そして感じよう。それが人生の目的だから。」

引用元: 映画「LIFE!」

家とオフィスを往復する地味で平凡な日々を送っていたウォルターさんはショーンさんを追うことで、世界をその目で見る。妄想の中ではなく。写真を通してでもなく。自分自身を世界に投じて、自分で出会って、自分で話して、自分で行動する。そんな冒険の旅に出た。

その冒険模様は、よくあるハリウッド映画の冒険譚のようなドタバタはないけれども、とっても刺激的だ。

ショーンを追うウォルターさんの1シーン。

ショーンを追うウォルターさんの1シーン。
引用元: 映画「LIFE!」

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物語の終盤、ウォルターさんとショーンさんは無事に出会う。ショーンさんは大自然の中で千載一遇のチャンスを狙っていたところだった。ところがぎっちょん、そのシャッターチャンスが訪れても、ショーンさんはシャッターを押さなかった。

ウォルター「撮らないのか?

ショーン「時々ね。もしその瞬間が俺にとって好きな瞬間ならカメラに邪魔されたくない。その一瞬を大切に味わう。

ウォルター「その一瞬?

ショーン「ああ。今だ。今を楽しむ。——ああ。行っちまった。

千載一遇のチャンスをウォルターに見せるショーン。

千載一遇のチャンスをウォルターに見せるショーン。
引用元: 映画「LIFE!」

「今」に思わず息を呑むショーン。

「今」に思わず息を呑むショーン。
引用元: 映画「LIFE!」

そしてウォルターさんはシャッターチャンスを逃すが、気にも留めず近くでやっている遊びに参加し出す。

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私も写真を撮るのが好きだ。このブログでも最後には必ず私が撮った写真を載せるようにしているし、少なからず写真に思い入れがある。

けれども、イタズラに写真を数多く撮ることはしないようにしている。昔の私もそーだったけれど、何十枚、何百枚も写真を撮ってばっかりいると、その場その場の「体験」を逃してしまうことが多いんだよな。

綺麗な滝の写真をInstagramにアップロードしている人や、綺麗な海の写真を何十枚も撮影している人が、綺麗な滝・綺麗な海を「視た」ことがあるかは、また別のハナシなんだよ。写真撮ってハイ満足、って人は少なくないんじゃないかな。写真ってのは素敵な技術だけれども、やっぱり1シーンの瞬間を切り取っているから、多くの情報が削ぎ落ちちゃう。

私も旅先で色んな感動できる場面に出会うけれども、写真を撮るよりまず「今」を堪能するようにしている。難しいんだけれどね。

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ハナシは変わるけれども、最近やっぱり世界が世知辛くなってるよな。日本だけがそーなのか、先進国がそーなのか、世界的にそーなのか。それは分からないけどさ。

私は背も高めだし顔もイカついし、声も低い。あまり得をしない方の「謎めいた雰囲気」を持つんだよ。もっと端的に言えば「不審者っぽい」というかね。

例えば私は犬が大好きでね。街中で散歩している犬とか見かけるともう、駆け寄りたくなるんだよ。でも、きっと私のような成人男性が犬に駆け寄ったら、「なんだこいつ?」って思う人が多いと思うんだよ。誰が不審者やねん。

まぁそーでなくても、世の中全体で「こいつ不審者なんじゃないか」という雰囲気が流れやすくなってるんじゃないかな。例えば道聞いたりしても、半々くらいで怪訝な顔をされることがある。困っている子どもに声をかけてると不審者扱いされる。「知らん人がなんで話しかけてくんねん」とか「知らん人となんで話さなあかんねん」っていうスタンスの人が多いんだよ。

映画「LIFE!」の中では、ウォルターさんは色んな人と会話をしながらショーンさんを追う。柄の悪い人や気難しい人でも、ショーンさんとしっかり会話して、手助けしてくれる。でも現実世界、「知らない人」と会話を成立させるのってすんげーーー難しい。

私としてはもっと心を裸にして、色んな人と話したい。でも、怪訝な顔をされるかも、って思いながら話しかけるのって、すんげー負担なんだよな。だから旅先で道を聞いたときにめっちゃ親切にしてくれると泣きそうになる。

みんなもっと心を裸にすればいーのに。

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まぁそんなこんなで映画「LIFE!」。悪い人なんて全然いないし、映画全体を通して平和だし、みんな見てみることをお勧めしますよ。

ばいびー☆

沖縄にシレッとあった道。

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