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Stay Gold, Ponyboy.

Webデザイナを名乗るのはデザイナとしてのマインドセットを最低限揃えてからにしてください、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。

最近…なのかは分からないけれども、私の周りでよく「Webデザイナー」を名乗る人を見かけるようになった。仕事をしていても「こーいうWebデザイナがいてね」等というハナシを耳にする機会も増えた。

ただ、Webデザイナの肩書きを名乗っている人を見ていると、まるで「Webページの見た目を構築できる人=Webデザイナ」と考えているかのような節を感じる。有り体に言えば「シュッとしたかっこいい見た目のWebページを作れるだけの人」が多い。

でも、それはただ技術の偏ったWebプログラマかWebアーティストでしかないと思う。Webデザイナを名乗るからには、デザインする上で必須とも言えるマインドセットを揃えるところからスタートすべきだよ。

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デザイナとして真っ先に考えないといけないのは、「ゴールは何か」と「全ての要素がゴールへ続くモノか or ゴールへの到達を邪魔しないか」の2点だと私は思う。

  • ページに到達してほしい。
  • 文章を最後まで読んでほしい。
  • 応募ボタンをクリックしてほしい。
  • SNSでシェアしてほしい。
  • 広告をクリックしてほしい。
  • イベントについて記憶にとどめておいてほしい。
  • 商品に興味を持ってほしい。
  • スマホの人に見てほしい。

まぁWebページによって色んなゴールがあると思う。で、Webデザイナなら上記のゴールをしっかり把握して、その上でWebページの要素を組み上げていくべきだと思うのね。

でも、なんか個人でやってるWebデザイナを見ると、こーいったゴールに直視せず「なんか雰囲気合ってるから」とか「かっこいいから」とかそーいう理由でやってるんじゃないか、と思うようなデザインが多い。「あのWebデザイナは見た目しか見ていない」みたいなことを言っているのもよく見かける。

確かに彼らはかっこいい見た目のWebページを作るかもしれない。でも、それがゴールとは明後日の方向だったら意味がない。デザインとはゴール(コンセプト)ありきのテクなのです。

文字全体がアニメーションするような文章は見てくれないよ。
引用元: http://www.yokosukaitcamp.com

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最近は技術の進歩も激しくって、それこそプログラミングなんて一切学ばなくてもWebが構築できる時代になってる。それに、Webをただ構築するだけの技術なら、1ヶ月くらいで誰でも身につけることができる。

でも、実際にそれを行動に移す人が少ないことや、触ったことの無い人から見たら「とても到達できない地点」のように見えるからか、Webページを構築できる能力があるだけで「スゴイ」と思われたり、自分でも「オレってスゴイ」と思ったりしがちだ。

けれどもね。Webという市場はとーっても広大だから、カジっただけの技術をひけらかすだけじゃあダメだよ。それよりもマインドセットの部分をしっかり揃えて、頭を使って勝負しに行けるようにならなきゃ。

挑戦したことは素晴らしいかもしれない。でもWebデザイナを名乗るんだったら「できないから仕方ない。挑戦しただけ素晴らしい」じゃダメなんです。できないなりに奇策で挑まなきゃ。

ばいびー☆

鎌倉の花見中に見つけた双子花
鎌倉の花見中に見つけた双子花

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