トークってのは浅いところから段々と深いところへ掘り下げたほうが楽しーでしょ、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。
私は人付き合いのあるほうではないけれども、人とハナシをするのは好きなほうだ。トークスイッチが入ると、ずーっと楽しくお喋りができてしまう。そんな人間だ。
そんな私だけれど、基本的には「雑談」が好きだ。テーマがあるにしても、そのテーマは浅いテーマの方が好きだ。他愛もない日常の会話を面白おかしく話すのが大好きなのだ。
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正直なところ、人と話すときに、いきなり「深いテーマ」に潜り込もうとしても、中々ムズカシイと思うのよ。
人を掘り下げるってのは、その類推の通り、まるで地下深くへ段々と潜っていくようなもんでさ。いきなり地下50階を攻めようとしたって、たとえ地下50階のハナシはできたとしても、地下52階くらいまでしか降りれねーな、みたいな薄さになっちゃう。
例えば、「私たちはなんのために生きるのか」とかをテーマに据えて話そうとしたところで、出てくるのは、「自分のため」とか「自然のため」「経済発展のため」とかで。それを掘り下げようとしても、すんげーー薄いハナシになると思うのね。地下50階の話題についていくような土台ができ上がっていないから、聞いてもしゃーない。
でも、例えばテーマを「新しく楽器を始めるなら何がいい?」とかいう浅いところに設定したらハナシは変わってくる。いや、もっと浅くてもいーな。「自分の体の一部を改造するなら何?」とか「すんげー美人の新人教師が研修で来たときに確実に落とす方法」とかでもいいと思うの。そーいう浅いハナシでいいのよ。
そこで「左手をドリルにするな…」「いやいや、足に車輪つけるでしょ」みたいなハナシを展開していけばいいのよ。深さで言えば、「なんのために生きるのか」よりもずーっと浅いけれども、その分、掘り下げやすいからどんどん深くまで潜っていける。
地下50階〜地下51階を攻めるよりも、地下1階〜地下10階までを踏破したほうが楽しいし、厚く熱いトークになるんじゃないかァね。そんで、この「地下1階〜地下10階までのトーク」を繰り返すことで、地下50階に辿り着くこともできると思う。
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もちろん、話の掘り下げ方とかの勝手知ったる人たちや勝手知ったる間柄でなら、いきなり地下25階とか攻めてもある程度大丈夫だと思うよ。でも、会う度に地下25階の話をするのとか結構疲れると思う。地下1階のトークもそれはそれで大事なんじゃねーかな。
ちなみに、私が体を改造するなら、背中に翼をつけたり足の裏にジェットをつけたりして、「空を飛べる機能」をつけます。「高さ」を手に入れられると人生めっちゃ広がるでしょ。
ばいびー☆