やる気スイッチなんてない、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。

下記エントリを読んで。まぁ特に珍しくもない、けれども多くの人が持っているんじゃないかと思う悩みです。「真剣さや熱量があまり感じられない(=もっと真剣にやれ)と言われる。」という悩みだね。

参考: やる気が感じられない – 後藤あいの「急がば回りこんでドロップキック」

「やる気がないから仕事ができませんでした」っていうのは駄目だ。でも、「もっとやる気を出せよ。仕事だろ」って言うのはどーなの?

今日はそんなハナシ。

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「チームが成長するための施策として【もっとやる気を出す】とかが挙がったらもうそのチームは終わりだ」と私は考えてる。

なぜって?やる気とか熱意とかは、スイッチを押したら出てくるような単純で確実なモノじゃないからです。

例えプロだったりビジネスだったりしても結局、人間は人間だ。人間ってのはしっかりモチベーションコントロールしてあげないと、やる気が下がる生き物なんだ。

例えば「常に腐卵臭が漂っている職場」で働いても、誰もやる気でないでしょ?それを「お前のやる気や熱意が足りないからだ。もっと熱意があれば悪臭のなかでも仕事できるはずだ」とか言われたらバカバカしいじゃん。

チームの誰かのやる気が下がってしまったのなら、「なぜやる気を失っちゃったんだろう」「どうすればやる気を出してくれるだろう」ってチームの課題として考えるべきだよ。それを、「もっと真剣にやれよ!」って言っても、何も解決しないじゃん。そのチームはもう進歩しないでしょ。

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ちょっと前にDeNA創業者の南場さんが、「プロとして、モチベーションが上がらないとかは言ってはいけない」とインタビューで仰っていました。イオリンも、これは「1人のプロ」としては当然持つべき覚悟だと思う。

参考: 南場智子のDNA 私の仕事哲学 第1回 「給料をもらって仕事をしている自覚がないのか」 | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】

プロとして「やらなければいけないこと」というのは存在する。それに対して「やる気が出ないから無理でした」って言っちゃったらそれはもうプロとして駄目だろ、ってのは分かる。イオリンもそんな甘っちょろいこと言わないよ。

でも、これはあくまで「1人のプロ」として心の中で持つべき覚悟であって。

他人に対して「モチベーションをもっとあげろ」とか「もっと真剣にやれ」とか言うのも、同様にプロ失格でしょ。相手をプロとして扱ってないじゃん。

相手をプロとして見ていれば、モチベーションをあげようとしていること、真剣にやろうとしていることは前提でしょ。それでもできないから課題であり、モチベーションをマネジメントして、うまく相手にも動いてもらうようにしないといけない。

それを簡単に「やる気出せよ」って言っちゃうのは、それこそ覚悟がないんじゃない?

(もちろん、モチベーションコントロールのために叱るのは策としてはアリだと思ってます。例えば相手に緊張感がない状態だと、「覚悟が足りないんだよ」と叱ることが有効かもしれない。)

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ちなみに。

基本的に私はモチベーションコントロールとしては、「叱る」よりも、「楽しませる」のほうが強いと思ってる。

もちろん「叱る」が必要になる場面もあるだろーけど、その場面は極端に少ないんじゃないかな。それよりも「楽しませる」ことのほうが、やる気を出させる能力はずっと強いんじゃないかなー。

それに、緊張感を持たせるために「叱る」っていうのも短絡的であんまり好きじゃないんだよね。「叱る」って最終手段じゃない?例えば「自分が緊張感を持ってる姿を見せる」とか「もっと多くの情報を与えて緊張感が成果をあげるために必要だと教える」とか色々あるじゃん。

緊張感がない人に「緊張感持てよ!」って叱るだけとか、下策すぎる。

ばいびー☆

こーいうネジ巻いた枝が好き。

こーいうネジ巻いた枝が好き。