あなたの老後は70歳までなのか、120歳までなのかってハナシ。
まいど、いおりんでござい。
最近、保険の人と会話する機会があった、というハナシをしたけれど、その中で軽〜く生涯収入のハナシになったのね。「生涯年収が○○円あったとしたら、○○円が入ります。」みたいな感じで。
その生涯年収の計算の仕方が「定年が60歳までだから…」って言ってたんだけど、多分、今20代の人が、60歳で定年退職を迎えられるとかメチャメチャ可能性低いんじゃないかな。
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日本の「定年」っていうのは、ずーっと上がり続けています。
1970年代〜1980年代、多くの企業の就業規則で、定年は55歳と定められていた。1990年代には、徐々に定年を60歳と定める企業が増えていき、平成10年(1998年)に定年60歳制が法制化されて、現在(2015年)では、65歳へと引き上げる動きが目立っている。
参考: 65歳まで雇用、企業身構え 義務付け法 29日成立 :日本経済新聞
今後、日本における平均寿命はまだまだ延びるとイオリンは考えている。90歳なんて、10年くらいで余裕で超えるんじゃないかな。私が亡くなる頃には平均寿命は110歳くらいになっていると思う。120歳になっても私は驚かないよ。
そんな中で、「定年は65歳です!」みたいな考え方で人生設計を真面目に考えているんだとしたら、メチャメチャ危ないと思う。
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最近、早死にする有名人が散見される。私が好きだった川島なお美さんが亡くなったのは本当に残念。
参考: 日刊ゲンダイ|【訃報】女優・川島なお美さん、胆管がんのため死去 54歳
参考: 黒木奈々さんの若すぎる死、徳光和夫さんが悼む 「女性版の久米宏さんになると思っていた」
参考: 岩田聡さん死去、海外メディアが報道「素晴らしい才能を任天堂は失った」
そんなニュースを見て、「私も70歳くらいで死ぬんだろーな」って思っちゃうのも、まー無理ないかもしれない。
でも、逆に、あなたが望まなくても医療の進歩によって、「120歳になるまで死なない」っていう可能性があるのも、無視できないんじゃーないかな。
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70歳で死ぬか、120歳で死ぬか…。この差は50年もあるんだよ?人生1回分くらい違う。
老後のことを心配するのとか、諦めたほうがいーんじゃないかな。年金とか50年間も貰い続けるほど仕組み長続きするとも思えないし。老後の資金だって、10年分の生活費で良いのか、30年分の生活費を用意しないといけないのか、で全然違うじゃん。若い頃にガマンしまくって30年分の生活費を貯金して、10年で死んじゃったらアホらしいでしょ。
しかも、自分が120歳まで生き延びても、子どもが90歳で亡くなって、孫が60歳で亡くなってる可能性もあるわけです。そーなると、「子どもに養ってもらう」とかも、博打だよね。というか、120歳の自分が元気でも、子どもが要介護状態の可能性とかもあるわけです。
そう考えると、「老後になってもしっかり稼げる仕組み作り」っていうのを考えたほうがいーのかもネ。まー老後に50年もあるんだから、そーいう稼げる仕組み作りを老後になってからはじめても十分良いんじゃないかな。
今から老後のために仕組み作り!とか若い人が考えなくても良いと思う。100年近く稼ぎ続けられる仕組み作りとかほとんどないんだし。お気楽にいきましょー。
ばいびー☆