「話し方」は性質ではなくスキルだ、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。

昨日、映画「英国王のスピーチ」を見た。

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簡単にあらすじを言うと、ジョージ6世っていう実在の吃音症(どもって喋られなくなる病気)の王様が、それを克服するために一人の変わった言語聴覚士を頼るハナシ。実話を基にしたヒューマンコメディだね。

歴史ドラマかつ「スピーチ克服がテーマ」というところを見るとちょっとニッチな層を狙ったように思えるけれど、実のところ万人が見て楽しめるように構成された映画。さすが、アカデミー賞受賞しただけはありますな。

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「話すこと」「喋れること」というのは、スキルの一つだと私は思っている。

ジョージ6世は「人前で話す」ということが極端に苦手だったわけで、それを治すために言語聴覚士のローグ氏を訊ねる。彼のように極端な例でなくても、「上手く話せない人」というのは世の中に存在する。それは病気ではなくて、スキルの有無だ。

例えば、「プレゼンテーションをするスキル」というのは近年注目を浴びてみんな認識してきてる。だけれど、その多くは「プレゼン資料の作り方」というスキルしか認識していないように思う。世の中のプレゼン技術本を見ても、プレゼン資料の作り方に多くのページを置いている。

ところがぎっちょん、上手にプレゼンテーションをするには、プレゼンテーションに適した話し方をする必要がある。

間の取り方、言葉の選び方、声のトーン、大きさ、強弱。もっと細かく言えば、口の開き方なんかもある。プレゼンテーションに適した話し方を身につけるには、しっかり学習と練習をしないといけない。これはれっきとしたスキルだ。

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プレゼンテーションを例にとったけれど、色んなことに適した話し方というのは存在する。

例えば英国王に要求されるスピーチにも、適した話し方がある。ラジオで話すとき、トーク番組で話すとき、ライブで話すとき。全部、適した話し方がある。スピーチが上手い人が、ラジオに出ても上手く話せるとは限らない。

日常会話にだって、適した話し方がある。飲み会で笑いをとる話し方と、宅飲みでも楽しく会話できる話し方は違う。バーで女の子を口説く話し方だってスキルだ。

そして、話し方はスキルなので、後天的に身につけることができる類のものだ。

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英国王のスピーチは、そんな「話し方」というスキルを上手く認知させられる映画なんじゃないかな。実際に映画内でスピーチが上手くなるための訓練をしているシーンもあるしね。

よく、「私はハナシが下手だから」と言っている人がいるけれど、話し方は練習すれば上手くなることができる。

もちろん、「伝えたいことがあれば」だけれど。

ばいびー☆

関連: プレゼンテーションは「場数」と「練習」と「準備の時間」で決まる、ってハナシ。 | イオリン手記

秀吉さんはきっと、話し方が上手かったんだと思う。

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