会社勤めの人にも仕事を頼めたら世の中面白くなるのに、ってハナシ。
まいど、いおりんです。
私は会社員をやっている人を見ると、時々「チョーもったいない!」って思うときがある。
前置きしておくと、会社員として幸せに働いているなら、その人は会社員であるべきです。そんな人に「もったいないからフリーになっちゃいなよ」とかは考えません。
さて。
会社員の全員ではないけれど、たまに、「その人が持つ専用スキルが使われずに、誰でもできるよーな仕事をしている人」を見かける。そんな人を見ると、チョーもったいない!って思っちゃう。
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例えば、「プログラミングのスキルが必要な仕事」を頂いたとする。スキル面だけなら私でもできるけれど、量が多過ぎて、他にパートナーがいればお願いしたい。。そんな時。
私「あっ、これなら知り合いのジョン(仮名)やケビン(仮名)、スイートピー(仮名)らが解決できる!
この3人にお仕事をお願いできれば、収入も増やすことが出来るし、次の仕事に繋げることもできる。私にとっても、ジョンやケビンやスイートピーにとっても、HAPPYな形にできる。
ところがぎっちょん。
ジョンもケビンもスイートピーも大企業の会社員であり、「副業禁止」という就業規則があるせいで、仕事を依頼することができない。そして彼等が大企業で行っている仕事は、WordやExcelを相手に請求書を書いたり、下請けからの質問に答えたり、スケジュール調整をしたり。。。
「あなたが適任な仕事」が、「誰でもできそうな仕事」に阻まれて頼めないとき、私は超もったいない!って思う。
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システムエンジニアの世界では副業禁止が当たり前のようになっているけれど、そのうち副業が当たり前…というか、複数の会社に所属したり、フリーとして色んな会社の仕事に手を出す人が増えてくるんじゃないかな、と考えている。
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アナウンサーの業界なんかは、「まず会社に所属していくらか仕事をした後、フリーになる」っていうのが一つの仕事の仕方として根付いているけれど、そのうち多くの大人がそーいう仕事の仕方をするようになるんじゃないかなー、と。
私が案件を頂いたときに、「この案件ならスイートピーがきっと適任だ!」と思ってスイートピーに案件参加依頼出したり、もっと細かく、特定の会議の時だけ、「これについては知り合いのケビンが詳しいので、参加してもらおうかな」って言って、ケビンにSkype会議の招待を送る、とかね。
そーやって、みんなが持つ様々な知識や技術を、必要に応じて横断的に招集することができれば、とっても面白い仕事ができるのに…って思う。
上述した例ではSEを扱ったけど、例えば「介護問題にシステム面からメスを入れるために、知り合いの介護従事者に一時的に参加してもらおう」とかでもいーじゃん。会社や業界を横断して色んな人材を必要に応じて集めることができれば、世の中もっと便利になるんじゃないかな?
あと、こーすれば研究施設(大学とか)も、より発展しやすくなると思う。実験のために必要なスキルや人材を、会社勤めの人から横断的に引っ張ってきたり、市場の最先端にいる専門家と議論したりとかしやすくなるから。
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前置きにも書いたけれど、「一つの組織でお仕事をしていて、それが幸せな人」はそれで全く問題ないと思う。幸せかどうかと、その仕事に専門性があるかどうかは結びつかないので。
ただ、色んな人を見てきた中で、「仕事が楽しい」と答えている人は意外にも少ないので、そんな人には「私から面白い仕事を頼めればなぁ…」と考えてしまうのであーる。
ばいびー☆