無茶な交渉が引き起こす価格競争のハナシ。

まいど、いおりんでござい。夏が終わって涼しくなる…と思ったら巨大な秋雨前線が日本を包み込んで嫌な天気ですね。

いおりんは雨が大嫌いなので、雨の日はパフォーマンスが25%くらいしか出ません。

さて。今回は下記を読んで。

バカにされているかのような | fmmkblg

この記事、かなり怒りに満ちていて荒々しい文調になっているけれど、すごい共感できる内容になっていて、ちょっぴりスカッとする。フリーランスやIT業界にありがちな不条理に対して、面白い例えで気持ちよく怒り飛ばしてる。

納期が意外と早いので急ぎでやってくれ、ただ予算はないんですみたいなことをよく言われる。意外と早いってそれお前んとこのスケジュールの問題だろ、こっちはそんなこと知らねえよ、意外じゃねえよって感じなんだけど、意外ととか言われる。

(中略)

予算ない予算ないっていうけどさ、予算ないならこっちも予算分の仕事しかしませんよって話なんだよ。それは普通のことでしょう。100円のおにぎり買いたいんですけど20円しかないんですっていうときに、普通はまず買えないでしょう。

引用元: バカにされているかのような | fmmkblg

的確に言い過ぎてて、私が書く内容があんまりないね(笑)。

「お金が足りなければ買えない」とか、「時間が必要な場合は待たないといけない」とかって、日常生活だったら誰もが正常に理解できることだよね。記事内でもおにぎりの例が挙げられてるけど、多くの人が「トーゼン」だと思って日常生活を送っている。

例えばオーダーメイドのシャツを買う時に、「1週間かかります」って言われたら、思いつくのは「待つ」か「買わない」でしょ?いきなり電話して「早くしてください」とか急かす人なんていないでしょ?金額だって、値切る人はいても、値切れなくて怒る人とかいないでしょ?

お役所の窓口とか病院の受け付けとかも、めっちゃ待たされたり、予約なしで断られたりしても、文句言う人は少数派だよね(予約でもしていない限りは)。そこで、「今日休んでるやつを呼んででも早くせんかい」とか「昼飯休憩を返上してでも早くしてよ」みたいなこと思わないわけです、みんな。

だって、それが「相手の仕事」として正当だから。相手が「○○は休む」というスケジュールで仕事を組んでいれば、それが相手の仕事だから。それで生きていけると踏んでいる以上、仕事してもらう側はそれに甘んじるか、依頼しないか、その2つだけだからね。

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ところがぎっちょん。仕事する側の立場になると、みんな上記の「トーゼン」が頭から吹っ飛ぶ。20円しかないのに100円のおにぎりを要求したり、あわよくばサンドイッチも要求したりする。

勿論、金額やスケジュールを「交渉」するのは正当だし、バンバンやっても良いと思う。但し、それは交渉であって、交渉失敗するかもしれない。それで最悪、「このオハナシ自体無かったことに」ってなるかもしれない。そのリスクを飲んだ上で交渉すべきだ。

交渉は、互いが対等な関係で健全に行われるべきでしょ。

それが、なぜか「急いでくれないとこっちに損害が出る。その場合はどうしてくれるんだ。」みたいな、相手の精神を攻撃するような交渉が横行している気がする。冷静に考えれば「いや、どうもしないですけど。当初の予定通り動いてますし」ってハナシなんだけど、冷静にさせないような高圧的な交渉が罷り通っている気がする。

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多分、社会全体で上記のような悪質な交渉が罷り通ってしまっているんだろーね。色んな人が「今無茶をすれば、次も仕事をくれるかもしれない」とか思って、無茶な交渉を引き受けちゃってるんだろう。

その結果「今までの人たちは、お願いすれば土日に頑張ってくれたのに、あんたは何なんだ」みたいなことを、みーんな思ってるわけ。

これって、価格競争が起こってるんだよね。誰かが20円でおにぎりを売っちゃうと、「○○さんはおにぎりを20円で売ってくれた!」って、他の人にも20円のおにぎりを要求したり、「じゃあ私はサンドイッチをつけましょう!」って別の無茶を提案したりするでしょ?それと同じことが起こってる。

そーすると、どんどん仕事の単価が下がってきてしまう。業界みんなが不幸になっちゃう。最悪、同業者みんなが疲弊しちゃう。

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例えば友達にだったら「今回だけやで?」って、安い値段でやったり、多少無茶なお願いにも対応したりするのはいいけど、ビジネスでそれをやっちゃいけないと思う。

ビジネスはビジネスだからね。

ばいびー☆

田舎っていいよねー。こういう道大好き。

田舎っていいよねー。こういう道大好き。