後輩に強すぎる助言をするようになったら私は終わりだ、というハナシ。
まいど、いおりんでござい。
大学時代の後輩が鎌倉に遊びに来ております。鎌倉に住んでいると言い出すと、遊びに来てくれる方がちょくちょくいて嬉しい限り。
私はこの「後輩」というものがとても大好きなんだよね。小中高と部活にほぼ所属していなかったから、大学に来てはじめて後輩を持ったんだけど、まー、可愛がっちゃうよね。大好きな人たちのことは無条件で手伝いたいんだけど、後輩に対しては特にその傾向が強い気がする。後輩に「先輩、フリーランスになりたいっす!」って言ったら、全力でサポートするよね。
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でも、私が気をつけていることとして、「自分から後輩に強すぎる助言をするようになったら、私は終わりだな」ということがある。
強すぎる助言というのは、例えば「君はフリーランスになるべきだ!」とか、「君は○○についてもっと勉強すべきだ!」とか、そーうこと。相手の人生を多少なりとも左右するような助言を、私のほうからしはじめたら駄目だなー、と。
だって、私は「その人の人生は結局、その人が舵を切らないといけない」って思うからね。だから私が他人の舵を切るような真似はしちゃいけないの。御法度なんだよ。それに、他人の舵を握っちゃってるときって、大抵、自分の舵をしっかり握っていないことが多いんだよね。要するに、自分の舵を握るのが楽しくない、って人が、他人の舵をいじるのよ。
私は、自分の舵を握るのが今は楽しくて仕方がないからね。そして、それが楽しくなくなっちゃったら駄目になっちゃう、ってどこかで思ってるから。
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私が後輩…に限らず、他の人たちにできることって、結局、「こういう選択肢もあるよ」っていうことを示すことだけなんだよね。「仕事が辛いなら、フリーランスになるって道もあるよ」とか、「ちょっと私のとこ来て、休憩してもいいよ」とか、そーいうことだけ。それを選ぶのか、そうじゃない道を選ぶのかは、もうその人次第だし、知らないよね。
ただ、私に頼ることを選んでくれた人がいれば、私はメチャメチャ舞い上がっちゃうから、私にできることは全力でしようとは思う。
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先達はつい、後から来た人に講釈を垂れて舵も握っちゃいそうになるけど、そうはならないように気をつけなきゃ、と常々思ってますよね。私はただ、そっと手札を見せるだけ。手札を見せて、「私はこんな風に楽しんじゃってるよ!」って見せるだけ。
ばいびー☆