年金が破綻する時代とはどーいう時代か、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい〜。
今、若者たちの間では、「年金制度なんて将来絶対破綻する」ということが通説になっております。若者どころか、私の親世代の人たち(50代)も「年金がもらえないかも」と思っている人たちがいる。私自身、私が将来年金をもらえるとは正直思っていないです。
そもそも、年金の本質は、「若者がお金を払って高齢者を支援する」というものなので、私はこの制度について、「自分が恩恵を頂けないかもしれない」ということに危機感や不満はほとんど感じていません。「破綻するのは違いないから、別の施策でも考えたほうがよくない?」と思うくらいかな。
関連: 「年金なんて自分はもらえないから」っていうのは年金制度の本質からズレている、ってハナシ。
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ただ、年金が破綻する時に、世の中に何が起こっているかな、というのは興味があります。というのも、色んな人たちが守りたがるであろう年金制度が本当に破綻した時は、それ以外の色んな制度が破綻・破棄されているんじゃないかなーと思うからです。
年金がなくなる時って、社会的強者であり多数派でもある高齢者の方々が「わしらのことを切り捨てるのか!」と猛反対するだろうし、実際、「高齢者は蔑ろにしちゃいけない」っていう意見は紛れもなく正論だから、相当こじれると思うんだよね。だから、例えば他の色々な、「あったらいいな制度」が先にオジャンになるんじゃないかな。
地域創生型の助成金とか公共事業の予算が減らされるかもしれない。公務員の数を減らしちゃったりするかもしれない。役所が統合されちゃったり、学校が統合されちゃったりして、色んな施設の維持費・管理費・人件費をどんどんカットしていくかもしれない。奨学金の金利が上がったり、「成績優秀者の免除制度」が撤廃されるかもしれない。
年金ほどの大きな制度が破綻するとなると、多分その時には色んなモノが破綻していたり、改革していたりすると思うんだよ。その時、日本っていう国は色々動いてる。絶対、今と同じ時代じゃない。
今、「年金なんて、あたし達はもらえないよねー」って思っている人は、他の色んなことがテンテコマイになっているかもしれないことを考えておこう。
悲観的になるんじゃなくて、考えておこう。資産運営とか今のうちにしとくでもいいし、制度に頼らなくても生きていけるようになるでもいいし、強い企業に強く勤めておくでもいい。考えた結果、「まー、未来は未来だから、今はいーや」でもいい。
ばいびー☆