IT技術者間でも情報格差は凄まじく大きいハナシと、格差が価値を生むハナシ。

まいど、いおりんでござい〜。相変わらずタイトルで全てを伝える優しさでこのブログは成り立っています。

先日、知り合いのフリーランスとお仕事の話に加えて世間話をしてきた。その方は、私のフリーランスにおける先輩のような存在で、その方が受けた仕事を紹介して頂いたり、フリーランスとして生きるために参考となる情報を頂いたりと、とってもお世話になっている方なのだ。

で、その方と話しているときに興味深い話を聞いたんだよね。

今って「情報格差の時代」とか言われてるでしょ。要するに、IT技術を使える能力に格差が生じていたり、そもそも、個々人が得ている情報量にも格差が出てしまっている、と。インターネットを日常的に使っているか否か、携帯電話を持っているか否か、等々、ITスキルの個人差が広がりすぎていて、それがそのまま、個々人が持つ情報量の違いになっている、と。

おふくろが息子に「あんた、LINEってどーやんの?あたし全然わからへんわ!」とか、親父が「俺はもうコンピュータは分からんから息子に任せてる!」とか言っている、ってハナシは良く聞くでしょ?そーいった格差が社会問題になりつつある、と。

で、そのフリーランスの方と話した内容は「実はIT技術者間でも情報格差はかなり大きい」という話だった。

例えば、Web開発者の界隈では「これは当然知っているでしょ!」とか「当然、こういうツールを使ってお仕事しているでしょ!」っていうことってあるでしょ。ちょっと外に目を向けると、そーいうのを全く知らないWeb開発者っていうのは意外と多いんだよね。そして、それを教えてあげることや、代わりにやってあげることが価値を生んでいるんだよ。

今まで私が認識していたのは、「IT技術者とそれ以外の格差」だった。例えば最近、街でちょくちょく見かける「パソコン教室」なんてのは、その格差に価値を見出している商売でしょ。IT技術者にとってはメチャメチャ簡単で、それを志す人なら学生の時点で既に知っていたり、インターネットを使えば無料で自力で勉強できたりすることを、何万、何十万というお金を頂いて教えている。

これが、「IT技術者間」でも発生しているんだよ。私は「言っても、そこまで大きい格差じゃないでしょ。最新鋭のプログラミング言語とか、そーいうところで格差が生まれてるんでしょ」と思っていたけど、そーじゃない。本当、IT業界では「えっ、それ使わないでどーやってしっかり仕事するの?」ってレベルのモノでも、外に目を向ければ知らない人がいっぱいいるんだよ。

例えば「Git 1」というツールは、私が学生時代に所属していた研究室で自主的に使っている学生がいたし、私が以前いた会社では新人には真っ先に教えられ、「Gitを知らない、使えないなんて、技術者として致命的」とまで言われていた。でも、世の中には「○万円でGitを導入しましょう」というビジネスが普通にあるんだよ。お客さん側も立派なIT技術会社で、プロとして仕事しているのに、です。

これは本当に驚き。IT技術者間の情報格差ですら、何万円、何十万円という価値を生んでいるんだよ。それほどまでに格差が広がっている。

「世の中は情報産業革命だ」なんて言われているけど、それについていけている人ってほんと少なくて、多くは置いてかれたり、必死にしがみついていたりするだけなんだな、って思う。

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こーいう格差に気付くためには、「自分がいる環境とは違う環境を覗いてみる」ってことが重要だよね。自分がいる環境だけで考えて「世界のITリテラシーがあがっている!」なんて主張しても、実は自分の周りだけかもしれない。自分と違う環境を見ることではじめて、ソコと自分とのギャップ、格差に気付ける。

その格差が価値を生むんだとしたら、「自分に価値がない」とか言っている人は、さっさと別の環境に行ったほうがいいかもしんないね。自分とギャップのある環境でこそ、君は輝けるかもしんないよ。

ばいびー☆

小さい雑草群に接近して撮る写真が好きないおりん。

小さい雑草群に接近して撮る写真が好きないおりん。

Notes:

  1. プログラムコード管理ツール。ちょっと概念はややこしいけど1日もあれば習得できるし、導入も1日でできる。