私がどうやって自分の労働対価を考えているのか、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい〜。
フリーランスになった時、一番大きな違いとして「自分自身の労働対価を自分で決めないといけなくなる」ということだと思う。
社会人にいた頃は、自分の労働価値は会社が決めていた。毎月の給料は会社が、会社の評価制度によって決めてくれた。労働者はその給料に「納得できるか否か」という判断基準さえあればいいよね。大抵の人は、「この給料で毎月過ごせるかな」という基準で考える。
でも、フリーランスになれば、自分の給料を自分で考えないといけないんだよね。私はこれにとっても苦労する。「とりあえず見積もってくれない?」って言われると、内心、本当困ってるよ…。
ま、今日はちょっとその辺りを書いてみよーかな。
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さて。
労働対価のはじき出し方はいくつかある。そのアプローチの仕方で出てくるお金は全然違うんだよね。私は主に2つのアプローチを併用してる。
1つめは、「自分は満足に生活するためには、どれくらい要るかな」という考え方。例えば1ヶ月かかる仕事だったとして、「私は月に30万〜40万くらいあればいーな」と、生活費、税金等を考慮して考えていくやり方。
要するに、「コスト計算」のアプローチだね。お仕事にかかる経費(例えば打ち合わせのための電車の料金とか)とかも考慮してはじき出す。
2つめは、「自分が仕事した結果、どのような価値を生み出すのか」という考え方。その仕事の結果が200万の利益を生むのなら、私はそのうち100万円を頂く、みたいなこと。「この仕事に相手は、どれくらい払っても良いと考えるのか」ということとかも考えるね。
こっちは、「価値計算」のアプローチ。
市場競争的な価値観で言えば、後者の価値計算のほうが本質的だから、私は価値計算で考えてる。慣れていないから本当に難しい。「どういう仕組みでマネタイズを組もうとしているのか」とかは本当分からないからね…。
だから、「えいやっ」って出したモノが検討違いの可能性もあって、その結果、仕事がなくなることだってある。いつも「これ高すぎるかなー」「これ安すぎるのかなー」とか悩んでおります。
一番健全なのは、私、もしくは相手さんが「えいやっ」って出したモノに対して、あーだこーだ調整して実際に落とし込んで行くことなんだけどねー。そういう健全な間柄が築ければ本当やりやすい。
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ちなみに、「相場比較」のアプローチというのもあるんだけど、これは市場によっては適正価格とは程遠いこともあるし、そもそも自分の価値計算の能力が鍛えられないので、できるだけ避けています。
今日はなんか生々しい話をしてみました。てへ。
ばいびー☆