ぼくがかんがえたさいきょうの医療制度
日本の医療制度ってこーしたほうがいいんじゃない?っていうハナシをする。
オイラはド素人なので、「あぁなんか言うてはるわ」くらいで読んでください。制度を変えるのは政治だったりなんだったり色々あるのは承知の上で好き勝手書きます。
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【医者の情報開示・統一データベース化】
今って病院側からの情報開示は任意だろ。アピールしたい病院は積極的にアピールするし、そうじゃない病院は全く医者や病院のことを明かさないだろ。
日本の医療制度が、「患者が病院を選べる=フリーアクセス」なら、病院側は患者が選ぶための情報を開示しなきゃ仕組みとして破綻してる。
出身大学、所属学会、所有資格、論文発表経歴、学会参加歴、可能なら治療歴も統計として欲しいね。それらをデータベース化して、患者側はネットで医者を検索、情報閲覧できるようにする。
患者が選ぶための超重要情報が各病院のホームページのクオリティに依存してるなんてのはバカげてるよな。
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【医者のランク付けと報酬制度】
そこから医者を専門範囲別にランク付けしてほしい。「内科Aランク、皮膚科Aランク、小児科Bランク」みたいなかんじでさ。で、そのランクに応じて診療の報酬をしっかり分ける。Sランク診察は1.2倍、Aは1.1倍、Bは1.05倍、Cランクは1.0倍、と言うふうにね。
そうすればお医者さん側も「稼ぐために学会にもっと参加しよう!」とかできるだろ。
今はどれだけ上手く診察しても、ヘタクソ診察と値段変わらない。そりゃやる気も出ないよな。ちゃんと「腕のいい人にはいい報酬を」「ヘタクソにはペナルティを」ってやらないと公平じゃないぜ。
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【診療監査委員会】
上記のランク付けにも関係するけど、診療に対して監査の仕組みも欲しいね。
今ってGoogleレビューしかないだろ。そーじゃなくて、Sランク医者、Aランク医者による監査委員会を作って、各病院の診察を監査・レビューして点数をつける。
その監査の結果もランク付けに反映だね。Bランクは最低1回の監査を通らないといけない、Aランク以上を取るには年1回の監査を通らないといけない、みたいな制度にするとかね。
監査委員は毎年ランダム選抜。選抜されること自体が名誉、宣伝にもなるけど、それに加えて監査委員手当もしっかりあげないと。監査委員がちゃんとしないと監査の仕組み自体破綻するしね。
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【患者情報の一括データベース化】
これってマイナンバーとかで進んでんのかな。
少なくとも今は、病院同士で患者の情報ってほとんど連携してないだろ。新しい病院に行けば、毎度の如く手書きで名前やなんやらを書かされる。さらに薬局に行けば薬局でもまた同じことを書かされる。
どうせパソコンに打ち込むんだったら、医療一括データベースみたいなところにまとめて入れて置いて欲しい。そーすれば診察の前に「患者の医療遍歴」がわかるから、かなり診察もスムーズになる。
むしろ21世紀も中盤に差し掛かってて、なんで毎回紙に書かされてるんだろう、って思うぜ。
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【整理券・予約システム】
こんなこと書かないといけないかな・・・?とさえ思うんだけどさ。予約システムはもう全病院導入しようぜ。
いまだに予約や整理券すらない病院もあるだろ。電話しても「来てください」しか言わず、実際に病院にいって、受付に名前行って、「じゃあ順番くるまで待ってください」みたいな。
「電話(自動応対による整理券)」「ネット(予約・整理券選べる)」を全病院用意すること。必須だな。
まぁでもこれも、予約システム導入したところで病院側にあんまり得がない・・・むしろコストかかるから進めたくない、って事情もあるんだろうな、と思うんだけどさ。。
上述のデータベースもそうだけど、こーいう部分って社会インフラの一部なんだけどね。本来は厚労省あたりがリーダーシップ切って進めることなんじゃねえかな。それをしないから、いろんな企業が好き勝手にシステム作って、いろんな病院が好き勝手に選んでる。10年前ならいざ知らず、今はもうそーいうコトする場所じゃねーだろ、と思うんだけどね。
まぁでもマイナンバーに保険証が紐づくってハナシだし、そーなれば変わっていくのかな。。10年後とかかな。。
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【持ち回りによる土日祝日の開業と報酬】
医療って社会インフラなのさ。病院勤務とかお医者さんとかって、ほぼ公務員とかに近い仕事だろ。
日本は自由開業制でいつ、どのように開業するかを全部病院で決められるから、一般的な会社員とか起業家と同じような職種だと思っちゃう。しかも制度上の「常勤医師は32時間」だから、普通の会社員より短いんだよな。
だから、多くの病院が、土日祝日を揃って休みにするんだけどさ。人間は土日祝日関係なく病気になるぜ。
特に平日働いて土日祝日に休みをとる人が多い世の中で、病院も同じタイミングで休みをとってどーすんだ、ってハナシだ。
といっても全病院が開いている必要はなくてさ。病院側が休む日は「ココの病院への診察をお願いします」っていう、受け流し先の病院を指定する。
受け入れ側の病院は、「休日診療」としての手当がちゃんと入る。そーすれば受け入れ側もモチベーションになるだろ。あえて平日は休み、土日祝日に開院することで休日診療手当を効率よく稼ごう、っていう病院も出てくるかもしれない。
そして地域ごとに「何かしらの病院は空いている」という状態を目指し、それが実現できている地域の病院はみんな「インフラ実現手当」みたいなのを付与する。
やっぱ報酬にしっかり紐づいた制度にしないとさ。お医者さん側もモチベーション持てないからね。
患者側も「次の開業日まで待とう」とか「別の医者ガチャ回すか・・」みたいな苦悩から解放されるなら、喜んでお金払うぜ。少なくともオイラは払う。
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【期限つき定期処方箋制度】
今は定期的に出さないといけない薬でも、処方箋が必要だとその度にお医者さんにかからないといけないだろ。
もちろん診察が必要なパターンもあるけど、一方で「基本的にコレは定期的に出してOK」みたいな薬もある。オイラの場合、肌に塗る薬のうち、保湿用の薬は必要不可欠。
でも、もらうためには毎回医者にかからないといけないわけさ。で、そのためには病院に行くために有給使ったり休日潰したりしないといけない。あるいは引っ越したら医者ガチャしなきゃいけなかったりする。
処方箋が「一回限りで消費する紙」しかないからこーなるわけで。「2週間に1回、半年はもらえる処方箋」みたいなのを発行できるようにすれば、「薬もらうためだけの診察」が省ける。
さらに、その処方履歴がお医者さんに通知されるようにしたり、処方時にお医者さん側から「そろそろ診察に来てネ」「そろそろこの処方箋は期限切れにするネ」とかメッセージを送ったり操作したりできれば、医療にも効率的に役立てられる。
あと、医師の診察なしによる処方が増えるおかげで、薬局での問診にも価値が出てくる。
今は処方=医師の診察済みの状態で薬局くるから、薬局での問診にほとんど意味もないだろ。たまにすげー相談してる人いるけど「いや、それは診察で医師に相談しとけよ」ってハナシになる。
でも、定期処方箋だと医師の診断がないから、薬局で「その後お変わりないですか?」とか聞くことに意味が出てくる。
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と、まぁ好き勝手に書いてみた。まぁー実際制度を作るとなったら大変だと思うんだけどね。オイラが好き勝手書いてるってことでひとつ。