KEI’s 8
最近、お気に入りの音楽家の一人に竹渕 慶さん、という方がいます。
Goose Houseなる、Web上で活動する音楽チームの一員で、一番の古株メンバーの一人なんですけれども。
竹渕さんの歌声がすごい好きなんですよね。Goose Houseの動画で聴いていたんですが、すごい、パワーのある歌声なんです。パワフルな歌声の女性を好きになる傾向があるんですよ、私。いきものがかりとか、大好き。
パワフルなのに加えて、歌声に魂をのせる力がすごいなぁ、って思うんですよね。唄に入りきっているというか、登場人物になりきっているっていうか。なかなか、この感じを出せる人って、少ないと思うんですよね。
で、声が好きなんで、BGMとして自分の人生に良い感じに響いてくれそうだなぁー、と。日常の中に、竹渕さんの声が入ってきてくれたら、ちょっぴり幸せになるなぁ〜、なんて考えて、アルバムを買ったのです。
で、感想ですが、良い意味で裏切られましたね。作詞作曲も、基本的に竹渕さんが行っているらしいのですが、めちゃめちゃ良い唄うたうなぁと。歌詞にも普通に魅かれましたし、歌詞を聴かせる歌い方をしっかりしていて。
端的に言って、めっちゃうまいやん。めっちゃ良い曲書くやん。と。
8曲入っているアルバムなのですが、その中に、カバー曲である「車輪の唄」が入っています。またこれが、良い感じのアコースティックアレンジというか。メロディラインは、オリジナルよりこっちのほうが好きです。私。
オリジナルでも良い曲が入っているのですが、わたしがイチオシするのは、「ごめんねなんて言わない」ですかね。
失恋した女の子が、それを忘れようとする、といった感じの唄なのですが、良い歌詞で。しっかり、「詩」を書いているんですよね。
知らない風 海沿いの道
のんびり歩くのもいいのかな
君と話してた海を見てるよ
泣きたくなるくらいに綺麗なの
こんな歌詞を、22歳が書いちゃうかー。と個人的にすごい唸りましたね。
そして、ラストのほうの歌い上げ方がほんと。22歳という若さに満ちた切なさをすごい漂わせた歌声で。要するに、「泣きそうな、力強い歌声」なんですよね。
君が隣にいたら 肩を抱いてくれたら
この部分の歌い上げ方が本当、えげつないですよ。。この方、泣きそうな声出させたらピカイチですね。凄い!オススメです。竹渕さん。