Stay Gold, Ponyboy.

「ソーシャル」の可能性はこんなもんじゃない、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。

ここ最近の私の注目キーワードは「ソーシャル」だ。ソーシャルという言葉は2010年頃にトレンドであったが、現在(2017年)ではもはや過去の概念になりつつある。

けれども、私は現在(2017年)において、ソーシャルが上手く作用しているとは到底思えない。FacebookやTwitterなどが普及してはいるが、世の中はもっとソーシャルになっていいと思っている。

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今(2017年)のトレンドは「ソーシャル」ではなく「データ」もしくは「コンピュータ」だと思う。技術の発展によって、コンピュータは膨大なデータ(=ビッグデータ)を扱うことができるようになった。そしてAI技術の進化によって、コンピュータは膨大なデータを「学び」、それを応用できるようになった。

この分野で強いのが「Google」だ。Googleはインターネット上におけるデータ保持・処理の先駆者であり、最大手だ。全てのWebページの情報を解析し、さらにユーザのあらゆる行動のデータも解析する。

Googleはやがて世の中の全てをデータ化し、それらを用いて我々の行動をあらゆる方面から援助しようと考えている。Google Now(スマホアプリにおける機能)では、検索する前からユーザが必要としているであろう情報を勝手に提示してくれている。出勤時間に起動すれば通勤電車の路線情報が提示され、観光地で起動すれば周辺のレジャー施設を勝手に調べてくれる。Googleのデータ分析の賜物であり、Googleが想定する未来の形だ。

やがてGoogleの自動運転が搭載された車では、家を出る前にGoogle検索した目的地がナビ(=運転先)の候補として自動で提示されるだろう。そして自分が過去に訪れたスポットの姉妹店があればそれも提示してくれるはずだ。Googleによって全てのデータは解析され、ユーザの生活がより便利になる方向へと応用されていく。

これはGoogleの理想であると同時に、多くのコンピュータ技術者の理想の1つだ。

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一方、2010年ごろにFacebookやTwitter、MySpaceなどのSNSが乱立して盛り上がっていた「ソーシャル」は、未だにその理想型を見出せずにいる気がしている。

FacebookやTwitterが出てきた時、私は「これで世界はもっと楽しくなるぞ」と確信した。これらSNSによって友達の近況が簡単に知れるし、友達が体験した新しいことを知ることで、自分自身の新しい体験にもつながるかもしれない。そうやって人と人とが関係し合うことは楽しいことだと思った。

ところがぎっちょん。現在(2017年)、FacebookやTwitterを通して友人の近況を知ることはできない。着飾ったような投稿が多すぎて、友人たちが最近美味しいと感動したディナーのことや、仕事で得た気づき、最近ハマっている趣味などは全く知ることができない。年数回しかない社員旅行での写真で、彼の何を知ることができようか。

私はソーシャルを活気付かせる大きな要因の一つは「何でもないようなことが流れること」だと思っている。なぜなら、それこそが人生を形成するほとんどだからだ。結婚式や転職騒動などは人生のごく一部でしかない。何でもないようなことが人生のほとんどであり、その何でもないようなことが互いに繋がり合うことこそが「ソーシャル」の「醍醐味」だと思うのだ。

鬼のような上司は休日には愛娘とディズニー映画を観ているのかもしれない。まるでダメな部下は、実は休日カフェで資格の勉強をしているのかもしれない。気に食わなかった同僚は自分と同じ趣味を持っているのかもしれない。離れたところに住んでいる両親は最近、iPadを購入したかもしれない。

そーいう何でもないようなことがFacebookやら何やらで流れるようになった時こそ、「ソーシャル」は我々の世界を押し広げて、新しい面白い世界へ誘ってくれるような気がするのだ。

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もちろん、「データ」や「コンピュータ」と「人」は相反するものではない。共存可能だ。Googleの自動運転カーでは、同じ目的地に行った友人のことを教えてくれるかもしれないし、近くにいる友人の自動運転カーを検索して同じ場所で落ち合うことを提案してくれるかもしれない。

別にデータやコンピュータに注目が集まっている現在を憂いているわけではなく、私はソーシャルという面で世の中を便利に面白おかしくしていきたいと思う。ソーシャルはブームではなく、インフラに成り得ると思うからだ。

ばいびー☆

川で遊びたい季節になってきました。

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