私が着たいスーツは一流のスーツやお洒落なスーツであって、没個性的なスーツは着たくない、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。
明日は兄の結婚式ということで軽くその準備をしていた。準備と言っても私は結婚式に着ていくスーツなんぞに全く興味が持てないので、ほんとテキトーに選んでいます。むしろ宿泊するので、そのための仕事道具を持ち運ぶほうが大事(パソコンとかだけですけどね)。
私がなんでこんなにスーツが好きじゃないのかな〜、って考えたんだけど、日本ってスーツをかっこいいファッションアイテムとして見せないでしょ。なんかフォーマルなイメージだけが先行してて、オシャレなスーツ姿って日本文化にほとんど登場しない。電車の中にはくたびれた見栄えのしないスーツと疲れ切った顔のサラリーマンばっかじゃん。
こないだ母校の学部の20周年祝賀会に出たけど、「この人、スーツキマってんなぁ!」って人はいなかったよ。目を奪われるようなスーツの人なんていなかった。だから、着たい!って思わないんだよ。
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最近、映画「キングスマン」を見た。これはメチャメチャ面白いので、スパイ映画とか洋画のアクションとかが好きな人は見たほうがいい!私は2015年見た映画の中で、一番面白かったね。
で、このキングスマンは、「スーツ姿を着たスパイ(エージェント)」の物語なんだけど、劇中のスーツ姿の人はみんなカッコイイ。公式サイトの「キャスト一覧」見てるだけで、ちょっとうっとりしちゃうもん。
彼等が着ているのは、英国の超一流テイラー 1の仕立てたオーダーメイドスーツ。そりゃーもう、私のような若造が手を出せるようなスーツじゃないんだけれど、いわゆる「カッコイイスーツ」って言われるのは、やっぱり本場のスーツなんだな、って思い知らされる。スパイアクションが出来るんだから、きっと動きやすいんだろう。
そこんとこ着て、私たちが普段見るスーツはどうよ。もはや没個性と言ってもいいほど、みんな同じ色で、同じ形で、似たような柄のネクタイで、フォームもなんかパッとしないでしょ。
あと冠婚葬祭や就活のときは、更に細かく制限が入るでしょ。なんだよそれ!って思っちゃう。
まぁ、私のような20代の若造がそんなに良いスーツには金銭的な問題で手が出せない、ってのもあるけれど、それにしても国会議員さんとか総理大臣さんのスーツ姿まで格好良くないってのは何なんでしょうね。あそこも決まりが厳しいんだろーな。
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服っていうのは、「あぁ!これ着たい!」って思うモノを着たほうが良いと私は思っている。「服が人を作る」…とまでは言わないけれど、人の振る舞いっていうのはある程度、着ている服に左右されると思う。もちろん、「一流の服か」みたいなのもあるけれど、「着たい服かどうか」も、人の振る舞いを決めると思う。
私が着たいスーツは、例えばちょっと派手だったり、なんか凄みがあったり、そーいう個性的なスーツなのです。今現状で、私の手の届くところにそーいうスーツがないので、私はスーツを毛嫌いするのです。
将来は、一着くらいは超一流のスーツを持っておきたいね。
ばいびー☆
Notes:
- ざっくり言えば仕立屋。 ↩