昔は学校の先生ってめちゃめちゃ怖かったよね、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。明日から関西へ行ってくんぜぃ。おじょーちゃん!ってなもんよ。
さて。
先日、「児童の自殺」を取り扱ったけれど、とにかく子どもの環境って、私が子どもだった時代とは変わってきているよね。今から10年〜15年くらい前のハナシなんだけれど、それでも全然違ってきている。
それとも、私の通っていた学校が時代遅れだったのかな?私が通っていた中学や小学校はとてもガラが悪いことで評判だった。小学校の頃に転校したんだけど、その時上級生から「お前が次行く○○小学校って、すんごい怖い人たち多いらしいから気をつけろ」みたいなこと言われた記憶あるもん。
まぁちょっとヤンチャだったんだよね。誰かが何かやらかしたら、その度に全校集会が行われた。挨拶代わりにパンチやキックしてたような小学校だった。中学なんて、3階から消火器が落ちてきたり(よく人が死ななかったもんだよ…)、課外授業でUSJ行ったときにモノ壊して中学の児童全員が出入り禁止になっちゃったり。
ちょっと制服が特徴的なんだけれど、それもまわりが「あっ、あいつ○○学校の人だ。気をつけて見ておこう」って思えるようになってる、なーんて噂が流れていたもんだ。
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そんなヤンチャ学校だったけれど、それでも先生の偉大さってのは別格だったよ。クラス内、学年内で児童の序列はあったけれど、そのガキ大将でさえ圧倒的に先生を恐れていた。
普段優しくて面白い先生でも超怖いから、児童が殴り合いのケンカとかはじめたとしても、先生が来るだけで勝手に収まってたもの。収まらなかったとしても、腕っ節の強い先生が強制的に両方とも取り押さえてた。ビンタとか超痛かったし。それで「体罰だー」なんて騒ぐ親も子どもも一人もいなかったよ。
子どももバカじゃなくって、むしろ繊細だからさ。その体罰が本当に罰則なのか、なんか先生がむしゃくしゃして暴力振るっちゃっただけなのか、くらいはすぐに分かるもんだよ。前者の、「子どもが何かやらかしたから、ビンタ」とかだったら、私はどんどんやってやれ、って思う。
親もそれで騒いじゃいけないよね。むしろ、子どもが「ビンタされた」って言ったら、「あんたまた何やらかしたん、言いなさい!」って更に親として叱ってもいーんじゃない?それか、きちんと対話しに学校に行って、見極めてから騒ぐべきで。親が教師を叱るのも変なハナシでしょ。
学校っていうのは、教師が学級の頂点にいるから成り立つよーなものだからね。子どもなんてお猿さんみたいなもんだから、痛みを分からせるためには痛みを教えないといけないんだよ。「人間社会とはこーいうものである」っていうのから逸脱してる人は、ビンタしちゃってもいーよ。
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親も子どもをビンタしない時代になっているのかもね。体罰すんじゃなーい、って学校に怒鳴ってくる人が、家ではビンタするんかな?私は親父にもおふくろにもビンタされたことがある。それでめっちゃむかついたこともあるけれど、でもそれが良い方向に作動していた、ってのも十分にあるよ。
そりゃ頭ごなしに全部ビンタすればいい、ってもんじゃないよ。でも、体罰は駄目!っつって痛みを伴わない指導ばーっかりしてると、そりゃ大人になったときも大変でしょーよ。
ガンダムでアムロ・レイが言う名台詞に「殴ったね!」「親父にもぶたれたことないのに!」っていうのがあるよね。あれが取り沙汰されるのは、「アムロ・レイが親父にもぶたれずに育ってきていたのか」というズレがあるからだよね。
まさしく、殴った側であるブライトさんが言った台詞が、そのまま当時の大人が感じていたことだと思う。
ブライト「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか。
ばいびー☆