IT知識を常識としている人たちと、そーじゃない人たちとの知識格差のハナシ。

まいど、いおりんでござい。なんかもう、夜なんかは寒くなってきて「嬉しいけど、あれ、まだ8月やんな?」という現象が起きておりますね。

さて。

皆さん、「クラウド」って知ってます?正式に言えば「クラウドコンピューティング(Cloud Computing)」。ざっくり説明すれば下記のようになる。

説明しよう!

クラウドコンピューティングとは、インターネット上にコンピュータ資源を置くことで、インターネットに繋がっている端末なら、どこからでも自分のコンピュータ資源にアクセスできるようにするシステムである。

有名なサービスとしては、Apple社のiCloudが挙げられる。ほかにも、EvernoteやDropbox、Sugarsyncなどもクラウドサービスになった(手元の端末にダウンロードしなくても見られるようになった)。他にも、色んなクラウドサービスが既に実用化されて使われている。

一歩進んだクラウドとして、アプリケーションをクラウド上に置いているモノもある。一番分かりやすいのが、MicrosoftのOffice Onlineだね。これは有名なMicrosoft OfficeのWord、Excel、PowerPointをクラウドサービスとして実現している。簡単に言えば、「Webブラウザ上で使えるOffice」やね。

関連: Microsoft Office Online – Word, Excel, and PowerPoint on the web

IT業界では「クラウド」の構想自体は昔っからあったし、ここ5年〜10年で一気に実用化されてきたから、いまや常識と言ってもいい概念だ。というか、IT系の企業でクラウドを知らないなんて言ったら、多分仕事にならない。

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ところがぎっちょん。世の中の目線で行くと、「クラウド」なんてモノを知ってる人は半分くらいしかいない。「知ってる人」と言っても、「iPhoneで撮影した写真が、勝手にiPadに入っちゃう」くらいの認識しかない人がほとんどです。

そもそも、「インターネット」についてちゃんと理解している人だってほとんどいない。ちゃんとした理解って言うのは、「インターネットを使って見ているモノは、別のどこかにあるコンピュータである」ということ。

例えばIT系の大学に行ってる人だったら、この辺りは大学1年生とかで教えてもらうし、ちゃんと理解していないと進級できない。

でも、そーじゃない人たちは、インターネットやクラウドがどーやって成立するかなんて、よほど知的欲求が強い人じゃないと分からない。Googleさんで検索すれば出てくるけど、余計な専門用語が山ほどあるし、図解とかはほとんどないし、とてもじゃないけど理解できない。

クラウドに関する図を描いてみた。

「IT知識を常識としている人たち」と「IT知識を知らない人たち」との間にある知識の格差は、前者の人が思っている以上に、とーっても大きい。

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だからこそ、世の中には大量の「パソコン教室」があふれ返る。現状のパソコン教室の顧客は「パソコンに興味があって学びたい人」だけれど、隠れ顧客である、「パソコンに興味はあるけど、私には理解できそうにないと思っている」って人たちを上手く巻き込めれば、パソコン教室業界も盛り上がると思う。

別に「パソコン教室」っていう形にこだわらなくても、地元の公民館とか講演会場とかで、月1のIT講座を開くような、気軽に参加できるワークショップを開いてもいい。

Apple Storeではこの類の無料ワークショップが開かれているけれど、あれって「IT知識を常識としている人たち」なら誰でも知ってるような知識しか教えていない。それでも人は集まるんだよね。

「IT知識を常識としている人たち」は、自分が、思っている以上のアドバンテージを持っていることを自覚しても良いと思う。IT業界で競争してると気付かないけど、使う場所を変えてみれば、あなたの知識は価値の宝庫になる。

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別にこれはIT知識に限ったことじゃない。例えば「料理知識」だってそうでしょ。普段から料理をしている人たちが持つ知識と、ほとんど料理をしない人たちの持つ知識では、その格差はバカでかい。「スーパーで良い買い物をする知識」とか、「映画の楽しみ方の知識」とか、色んな知識で、知識格差は起きている。

ほんとーに知るべきは、「知識」ではなく、「知識」の使い方、「戦略」だよね。

ばいびー★

文明の利器ってすげーー!よね。

文明の利器ってすげーー!よね。