フリーランスエンジニアのチームを組んでみたい、ってハナシ。
まいど、イオリンでござい。
一気に夏が終わりを告げようとしてるね。今年の夏はとっても辛かったので、イオリンとしては嬉しい限りです。この夏は本当、25%くらいの気力しか出せなかったよ。このブログの更新頻度も下がっちゃって申し訳ない限り。
さて。
私は最近、「フリーランスのITエンジニアも小数のグループを組むようにならないかなぁ」とふんわり考えている。
今、私がフリーランスとして受けている仕事はほぼ完全に「知り合いからの紹介」。幸いなことに私の仕事ぶりを評価してもらって、「イオリンになら仕事を任せられる」という感じで仕事を頂いている。ほんと感謝するばかり。
時には、私が手に負えない量の仕事も頂いていて、その時は申し訳ないながら断っている。
普通に考えれば、フリーランスになって半年の私に多くの仕事が舞い込んでくるなんておかしいでしょ?世の中には「エンジニアが多い」なんて論調さえあるのに。
これはなぜかと言うと、フリーランスエンジニア業界はエンジニアの数自体は多いけど「仕事が頼めるエンジニアが少ない」っていう、ちょっと面白いことが起きているんだよね。
多くの事業主さんは安かったり、扱いやすいフリーランスエンジニアを使いたけど、「仕事を頼めないエンジニア」を恐れているんだよね。
エンジニアには「仕事を頼めるエンジニア」と「仕事を頼めないエンジニア」がいる。
これは実力の差だけじゃ計れなくて、仕事のやり方や考え方で変わってくる。「ただ言ったとおりにしてほしい人」が「より良いモノを創ることをウリにしているエンジニア」と一緒に仕事しても、双方に不満がたまるだけでしょ?そーいう感じ。
でも、仕事のやり方なんて、一緒に仕事しないと分からないでしょ?「この人はできる人だ!」って思って頼んでみても、仕事ぶりが全然期待通りじゃなくてプロジェクトが失敗しちゃうかもしれない。だから、多くの事業主さんは安かったり、扱いやすいフリーランスエンジニアを使いたけど、「仕事を頼めないエンジニア」を恐れているんだよね。
そこで事業主さん達が探すのは、「知り合いのエンジニア」。知り合いなら仕事ぶりもある程度想定できるし、もし自分と合わない部分があったとしても修正がききやすい(ケンカになりにくい)。だから、「知り合いのエンジニア」は「仕事を頼めるエンジニア」である可能性が高い。
また、「知り合いの知り合いのエンジニア」っていうのも、「仕事を頼めるエンジニア」である可能性が高い。仲介人から仕事ぶりを聞くことができたり、仲介人の存在が仕事をやりやすくすることが多いからね。
以上から、とにかく知り合いのツテからITエンジニアを探している人が多くなる。
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一方、エンジニア視点からのハナシをすると、上記理由から、「一部のフリーランスエンジニアに仕事が集中する」という事態が発生している。
私も7月・8月なんかはありがたいことに、自分じゃ手に負えないボリュームの仕事が来て、お断りさせて頂くこともあった。その時に、「イオリンさん、知り合いにエンジニアいないですか?」ということを良く聞かれた。
その時、「私がフリーランスのエンジニアチームを持っていれば、対応できたのになーぁ」と思ったものだ。
それぞれがフリーランスとして自由に仕事をしつつ、互いをサポートし合う感じが理想。
このハナシをすると、「じゃあイオリンは起業したいの?」と聞かれるけれど、そーじゃないです。私はあくまで「チームを結成したい」というだけで、その仲間たちに仕事を斡旋したいわけじゃない。自分によりかかってこられても困るし。
あくまでチームメンバーそれぞれがフリーランスとして自由に仕事をしつつ、互いをサポートし合う感じが理想。自分の手に負えない量の仕事を頂いたとき、お断りするんじゃなくて、チームの誰かにお願いする。時には一緒に仕事して、1人だけじゃ応えられないお願いにチームで応えていく。
そんなのがあれば、自分の仕事の幅も広がるのになぁ、と感じる。
それに、新しくフリーランスに挑戦したい知り合いがいれば、気軽に誘える。フリーランスになる際に不安なのが「ちゃんと仕事ができるか」という点。そこで、「私とチーム組んで仕事しよーよ。」って言えるとハッピーだよね。
私の夢である、「逃げて来れる場所づくり」にも繋がるから、スキあればフリーランスチームを作る動きをしよーかな、と思う。
ばいびー★