若者の地元離れの原因ってきっと「食っていけないから」だよ、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。夏バテ気味で体調不良が続いているけど、頑張るから、みんなも死ぬんじゃないぜ。

さて。今回は下記記事を見て。

参考: なぜ若者の地域離れが止まらないのか? 彼らが故郷を捨てる、3つの意外な理由 – ログミー

この記事を読んで、「若者が地元から離れる理由って、賢い人たちが考えてるほど難しいモノじゃないんじゃない?」と思った。

若者の地元離れ、というのがなんか去年くらいから盛り上がり始めているよね。この現象自体はずーっと昔から起こっているんだけど、私の感覚では2014年くらいに「地域創生」という単語と一緒に取り沙汰されているイメージがある。地域創生の理由付けとして、「若者が地域から離れている」と騒がれている。

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私の地元も、限界集落なんかに比べるとずーっと発展してるけど、どちらかと言うと、「地域」に分類されると思う。駅前はそこそこ発展してるけど、そこを離れれば田んぼと山と家が広がるだけだし。

私も今は地元を飛び出して、東京に出ている。典型的な「地域を離れた若者」の一人だと思う。

そんな私がなぜ地元を離れたか。その理由はとってもシンプルで、「地元じゃ食っていけないから」だよね。

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多くの若者は就活という一大イベントに参加するよね。その就活というイベントの舞台が東京や大阪など、主に都会なわけ。就活のキックオフイベントとも言える合同企業説明会の多くは東京や大阪、名古屋、札幌、福岡など、日本各地の都会で開催されるし、そこに出てくる企業は、みんな都会にしか本社・支社を持たないよーな企業ばっかり。

大学で開催される合同企業説明会は地元企業も多く訪れるけれど、それでも都会で活躍する企業も多いし、何より総企業数で言えば、都会で勝負したほうがずーっとチャンスも多い。

例えば就活イベントとして有名な「マイナビ就職EXPO」は、東京・大阪・福岡などで200〜300社以上の企業が参加して開催される 1。そこに有名企業の多くも参加してるんだから、地域に住んでいる学生だって少々遠出してでも参加するよね。

おまけに、条件(収入や福利厚生など)が充実している企業も都会のほうが多い。地域の地元に根ざした企業だってある程度は福利厚生とかは良いけど、やっぱり都会の企業に比べると劣ってしまう。

「絶対、地元に残るんだ!」っていう意地でもなければ、地元に限定して就活する意味はない。都会で働くことも視野にいれて就活をすることになる。そして、都会で働いても良い人なら、「都会企業の内定」と「地元企業の内定」だと、都会企業を選ぶほうがずーっと多い(福利厚生に寮や家賃補助があれば、地域よりも都会のほうが家賃少なく暮らすことだってあります)。

こんな事情から、「地元より都会のほうが食っていけるから」というシンプルな理由で、若者は地域を離れる。

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そして、日本企業の特徴として、「一旦、1つの企業の中に入ってしまうと、その企業を離れて生きていけなくなる」というモノがある。要するに、「今働いている会社を辞めて地元に帰ると、食っていけない可能性がある」というわけだね。

食っていけたとしても、その多くは都会でいた頃よりずーーっとレベルダウンした生活になる。ボーナスで新しい家具を買ったり、休日の度に洋服を買いに出かけたり、毎晩、素敵な飲み屋に通うことができなくなる。そもそも、地元にはそんなにお金を使える場所がないかもしれない。きらびやかなイベントや仲の良い仲間もただっぴろい商業施設もない。恋人も都会にいることが多い。

そんなところじゃ満足度の高い生活はできないかもしれない。人間、一旦上がってしまった生活水準を意図的に下げる選択をするのは、とーっても難しいもんです。だから、例え辛いことがあっても、都会からは離れられない。

だから、みんな地元に帰ってこない。都会に骨をうずめる。例え地元に帰ってきても、その時はもう若者じゃない。

こーやって、若者は地元に帰ってこなくなる。「地元より都会のほうが食っていけるから」。

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冒頭にあげた記事では、以下の3つを若者の地元離れの原因にあげている。

  • 地元を理解する機会がない。
  • 地元とつながる機会がない。
  • 地元の未来を開く方法を知らない。

言われてみればまぁ確かにね、とも思うけど、私はそんな理由よりも、「地元では食っていけない」のほうがずーっと強い理由に思える。

上記3つの対策として、高校生に対して地元とつながって何か作ったり、それを伝えたりする機会を与えてるけど、大事なのは彼ら彼女らが、「この地元産業なら、都会で暮らすよりor就活するより食っていける」って思わせるところなんじゃないかな。

ばいびー☆

いおりんは、誰かをおもてなしするときだけ贅沢します。

いおりんは、誰かをおもてなしするときだけ贅沢します。