Stay Gold, Ponyboy.

価値は身を置く場所によって変動する、ってハナシ。

最近、テレビ番組で「ガイアの夜明け」を見た。都会におけるランチビジネスについてだ。

どの会社も昼休みの時間が大体一緒だから、オフィス街などではレストランもコンビニも大混雑が発生するんだよね。わざと昼休みをズラしている企業もあるけど、それでも昼の大混雑は異常。

そんな異常に目をつけて問題解決に取り組むベンチャー企業について特集をしていた。

関連: 日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京(リンク切れ)

bento.jp」と「オフィスおかん」の2つが取り上げられていた。

bento.jpの代表は元エンジニアで、多忙だった時期に「もっと簡単に良いランチを食べられるようにならないかな」という経験をもとに、スマホで手軽に弁当を頼めるサービスを始めたそうだ。

オフィスおかんは、「オフィスに惣菜が入っている冷蔵庫を設置して気軽に惣菜を購入可能にする」というサービスを展開している。代表が会社員の時に不規則な食生活を送っていて体調を崩してしまい、「こーいうサービスがあればいーのに」と思って始めたそうだ。

2社とも、やっていること自体が革新的なわけじゃないよね。「弁当の配達」だとか「オフィスに冷蔵庫を置く」とか、誰でも考えつきそうなことだし、別の場所では普通に行われていそうなサービスだよね。

着目した問題だって、新しい問題じゃない。「昼飯時期に混雑する」なんてのはきっと何十年も前からあった問題じゃないかな。でも、みんな「時間をズラす」とか「レストランを増やす」とかそーいう視点でしか解決できていなかったんだよね。

多分、数えられないほどの人たちが直面した問題と考えついたであろう解決策。でも、誰もそこに踏み切らなかった。そこに潜む大きな価値に気付けなかった。

そこに、「弁当をオフィスに届けたらいーじゃん」という解決策を持ち込み、実行して成功している彼等は、凄まじい「価値への嗅覚」が備わっているんだろうと思う。

もちろん、彼等はしっかり満足度の高いサービスを提供するために、あらゆる最適化や施策を講じていて、脱帽するばかりです。番組を見ていて何度も「うわー、すごいな…。」とつぶやいてばかりいましたよ。私は。

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これ、価値が市場によって変動するということの好例だよね。

「デリバリー弁当」っていう点で見ると、これまでもいっぱいあるでしょ。昔っからあるサービスだけど、「家庭」という市場に対してデリバリー弁当はあまり価値が高くなかった。チラシをポストに突っ込んでも、ほとんど見向きもされなかった。

でも、「オフィス」という市場に戦場を移してみたら、その破壊力は絶大だったわけ。みんなが「これ良い!」って思ってくれるほどの価値に変動した。デリバリー弁当に大きな価値を見出してくれる人は「家庭」じゃなくて「オフィス」だったんだよね。

私は同居人と一緒に同番組を見ていたんだけど、「シェアハウスにもこれあったら絶対使うよね!」とか話していた。使い古されたアイデアでも、市場を変えるだけで莫大な価値を創造できる場合もあるんだよね。

価値っていうのは、身を置く市場によってその価値は変わる。だから、何かアイデアが浮かんだときに、「このアイデアが最も価値を発揮する顧客・市場はどれかな」と考える視点が重要だと思う。

ばいびー☆

観光地の料理が高いのは、観光客がそれだけの価値があると判断してくれるからです。
観光地の料理が高いのは、観光客がそれだけの価値があると判断してくれるからです。

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