自動車教習に見る物事の複雑化

自動車教習で学ぶことには、まぁいろんな規則があるんだけども。いくらか一本化できる根っこがあるように思う。

例えば、「直進するやつの邪魔をするな」ってだけのハナシを「優先道路が〜」とか「右に曲がる時は〜」とか、「道路横断する時は〜」とか色んなルールに分かれている。

でも一本化すると違反した時にちゃんと叱れないから細部まで及んでいて、そして「教習所で習ったよねえ?」って言えるようにしてるんだろうなと思う。

ただ、それが学科試験で言葉遊びの問題が出る弊害が出てて、挙句単語の正誤問題とか出しちゃって、まぁ物事が複雑化するとこーいうことになるよな・・・と思う。

例えば「停止距離とは空走距離と制動距離の合計である」とか試験で出るらしい。それ正確に答えられることが、運転する時にちゃんとブレーキで止まれることにつながるのか、とね。

「スピード出すにつれてブレーキで止まるまでの距離が増えるんだぜ」ってのが大事なのに。「何のためだっけ」ってのが吹っ飛んじゃうんだな。