健全な過酷さ

モンゴルの遊牧民の生活を調べると、良い生活だなあと感じる。過酷さで言えば現代日本の比じゃないけれど、それは「健全な過酷さ」のように思う。例えば冬は-40℃にもなるそうで、その前に冬越しの準備をしなければ文字通り死ぬ。近代社会では、別に放置しても死なないはずの「不健全な過酷さ」に覆われているように思う。