澄み渡らせる

変わり映えのしない日々。ただ、風というか水というか、流れている何かはあるから、停滞ではなくて。

変化に富んだ生活を送っていても停滞していることはある。生活における粕(かす)が溜まっていて、かき混ぜても流れ落ちていかない。

フリーランスの頃を思い浮かべるとそうだったと思う。色んなことを試したけど、粕が出やすい生活だったから、どこか流れが停滞していた。

今は、流れは激しくなくても澄んでいる。時折濁るけど、その度に澄み渡らせることを意識して、停滞を作っている部分を取り除く。

澄み渡ってさえいれば、何も成し遂げなくてもいいし、ひっそりと朽ち果てても構わないと思う。むしろ朽ち果てたい。