太陽

もうどれだけ歩いたんだろう
暑さにもだえる夜もこえて
寒さにこごえる夜もこえて
見上げれば長い長い上り坂

空も眠るこの世界で
星たちだけが輝きを増してる

もうどれだけ歩いたんだろう
いつの間にか僕は一人で
流れる雨と風に巻き付かれて
一歩一歩 前へ前へ

雨は雲の上には降りはしないし
夜はいつか明けてくれるさ
ああ 風も止んだ
見上げた僕の顔に
太陽の光が差し込んだ

山の上で浴びた太陽は
今日も誰かを照らしてる
変わらず僕らを照らしてる

帰ったら洗濯物を干そうか