手のひら

優しく撫でようとした手で
君はなぜか傷ついて
僕は優しさってやつがわからなくなるんだ

君の優しい笑顔と言葉が
なぜか嘘くさく見えて
僕の心は酷く傷ついてしまったんだ

君の何気ない一言で
僕はとても楽しくなって
君はいぶかしげに僕を見ていたんだ

今でも分からないことばかりだけれど
君の手のひらの上で寝転がっていられたら
それでいいのになあ