「説」と「事実」

オイラはとても疑り深い性格でして。「事実」以外は基本的に、100%信じることはありません。

先日、ベトナムに旅行に行きまして。その時、初めて肉眼で、ユーラシア大陸を見たのですね。飛行機から「うわぁーーー……ユーラシア大陸って本当にあったんだ……」と感動していたのですが。

いろんな文献やら写真やらでユーラシア大陸の存在は知っていたとしても、あくまで「説」でしかないのですよ。だって実際に見たわけじゃないから。「多分あるよねー」という範囲でしかない。

ユーラシア大陸を肉眼で確認して、上陸して、初めて「多分あるよね」から「あった」に変わったのですね。「説」から「事実」になったのです。

この「説」と「事実」の差ってむちゃくちゃ大きくて。「説」を事実のように扱ってしまうと、思わぬ判断ミスが発生します。なので、サボらず「実際に試す」「ウソだった場合のことも考える」ってのはやったほうがいいなあ、とオイラは思います。

ユーラシア大陸の例は極端かもですが、「あの人遅刻しない説」とかを事実のように扱うと、思わぬ事態が発生するよね。待ち合わせ場所は本屋とかにしたほうが損しないよね、という話でした。