ホワイト & ブルー

ふとYouTubeで糸井重里さんの対談動画が目に入ったので見てみた。曰く、ブルーカラーの仕事は役に立っていることがすごく見えるけれど、ホワイトカラーの人たちは「お前らそんなことするなよな」って言うことでお金をもらっているから生産性がすごく低い、と。ここは僕もすごい同じことを感じていて、一方で、ホワイトカラーの人たちのほうが現場じゃない分、間口を広げられるから結果的に給料が高い。ブルーカラーの人たちは生産性がむちゃくちゃ高くても間口を世界とかには広げられないから給料が低い。ここに構造上のバグが潜んでいて、「良い生活をしようとすればするほど、社会的な総生産量は減る一方」という問題がある気がする。僕がやっている仕事よりも、スターバックスとかでテキパキ仕事をしつつ素晴らしいサービスをしている方々や、農家さんとして野菜を育てて配給している方々のほうが良い仕事してるよなあと僕は思う。少なくとも額面ほどの差は全然ない。