Site icon イオリン手記

見えないような

生まれて22年目。ここにきて人生観が少しつつ変わりつつあることを実感しています。ここ一年くらいは味わっていなかった感覚なので、凄い楽しみに毎日を生きています。

ここ一年の人生観を簡単に表すと「諦観」。すごい悪く聞こえますね(笑)。

何にでも深く考えて、「なぜ?」を考えてしまうんじゃなくて、「まぁそれもあるよね」と割り切ってしまうような考え方でした。突き詰めることを諦めるというか。白と黒以外にも、無数の色があるよね。それもひとつだよね、と。

自分自身に対してもまた、諦観していました。「僕はこういう、よく分からない人間なんだから、そのままの自分をまっすぐ生きていこうじゃないの」というスタンスで毎日を暮らしていました。

この「諦観」という生き方、何が良いって、凄い安定した毎日を暮らせるのです。色々な出来事に対して、「まぁそれもありだよね」と認めてしまうことで、精神的な安定感が凄いというか。

そのせいで、周りには、「イオリンってすごい大人っぽい」「落ち着いてる」といった評価を得る次第です。

僕自身、すごい安定した一年間だったと思います。「あぁ、これはいよいよ、到達してきたかな」と感じるくらい、この一年間は落ち着いた気持ちで過ごせました。

でも「何か違うんじゃないか」という気持ちが芽生えてきました。

もっと突き詰めたいものが、僕の中にはあるんじゃないのかな、と。今までの22年間では見えていなかった、もっともっと別の、アツイ自分がいる気がして、それを見つけてみたいな、と思っています。

どうすれば見つけられるのかは分かりませんし、いつ見つかるのかも分かりません。本当にそいつは僕の中にいるのかも分かりません。

でも何か、違う気がするんですよね。まだ言葉にできるほど見えてきているわけじゃないですが、違和感だけを凄く感じる。そんな感じです。

22歳にもなって、こっぱずかしくなるような、青臭いことを言っているような気がしています(笑)。でもきっと、こんな、ほかの人が恥ずかしくようなところに自分がいるんじゃないかな、と思っています。

周りから変人、中二病等々、嘲られても、多分それが僕なんです。

Exit mobile version