読解の選択肢を塞ぐ

オイラが文章を書くときには「読解時に選択肢を与えない」というのを気をつけています。

例えば「完了次第ご連絡ください」という文章だと、「誰に?」という部分が抜けているので、読む側に読解の選択肢が与えられているのですね。

また、理由を添えないと、「この人はなぜコレを考えているのか」という読解の自由も与えてしまっています。この読解の自由がコミュニケーションの齟齬を生むのですね。

なので、「こちらでも一度レビューをしたいので、完了次第、私にチャットで連絡ください」といった具体に、相手の選択肢を塞いでいくのが重要だとオイラは考えています。

これはある意味で、会話における「ツッコミ能力」の応用と言えるかもしれません。文章を軽く読み返して、「誰にだよ」とか「なんでだよ」とかツッコミが思いつくので、それに回答を携えていく感覚です。