「”おもしろい”のゲームデザイン」という本を読んだ。ウルティマオンラインの作者が書いた本で、海外を中心に名著として知られてるみたいなんだけれども。語弊を恐れず言えば「これを参考にしていては作れるゲームが狭まってしまうだろうな」という印象。「ゲームとは技術の学びである」とか「現実の代替世界である」とか。一方で、一部のゲームの特性を理解するのには役立った部分はある。「体験」よりも「理論」に頭がいってるから「よくできた仕組みだね」というゲームはいっぱいあっても「良い体験だね」「触り心地がいいね」っていうのはすごい苦手。昨日読んだ岩田さんや横井さん、あるいは桜井さんの話とはずいぶんと対照的だなと感じた。