愛おしい

割と冗談抜きで、僕は今まで人生で関わってきた人みんなが愛おしいと思ってる。僕を慕ってくれる人はもちろん僕を傷つけた人、期待を裏切った人などたくさんあるし、逆に僕が誰かの期待を裏切ってしまったこともある。そんないろんな関係性すべてに対して、ある種の「愛おしいな」と思う感情がある。これがあるから僕は、たとえば僕を昔追い詰めた要因の上司に誘われた飲み会にも誘われたら行くし、昔ひどい別れ方をした恋人とご飯を食べにいったりするんだろう。そういった経験も含めて人間模様に愛おしさがある。それは人間嫌いと矛盾しているようだけれど、多分、この世界をどこか愛おしいと思っているんだと思う。そして、その愛おしさを失わずに生きていたいなと思う。