生命の神秘

「進化とは何か」という本を読んでいる。ドーキンス博士という方が特別講演した内容が書籍になったものだ。

まだ序盤だけど、生命の仕組み・進化の規模凄をとてもわかりやすく教えて、「あぁ生きてるってすげえな」と思わせてくれる。

「人間の脳に匹敵するコンピュータを作るなら、何百、何千億円の研究開発費と膨大な時間を投資し、それでも実現できないかもしれない。それを人間はなんの研究開発費もなく、友人らの手助けと9ヶ月の妊娠期間を経て成し遂げてしまう。」

本当にそうだなと思う。生命やら自然やらに比べると、人工物なんてまぁ児戯に等しいのかもしれない。実際、エンタメの大部分は「脳の解釈」を経て化け物になるわけで、それを経ていないと、「まぁ、こんなもんか」と感じてしまう。