戦っているのはファンじゃない

オイラはNBAが好きで。いくつか好きな選手はいるけど、ラッセル・ウェストブルックもその1人。

なんだけど、彼はここ1、2年ですごい批判の的になりやすくなった。

2021年に、レイカーズっていう、現役で「キング」の異名を持つレブロン・ジェームズがいるチームに移籍して。そこでADも含めたBIG 3を形成したんだけど。

レイカーズはケガ人が増え、2021年は不振に終わった。そして、その矛先が、シーズン中にスランプに陥ったラスに行ってるわけだ。

その誹謗中傷はひどくて、ラス自身が「俺は良いけど家族を傷つけるのはやめてくれないか」と発言するほどだ。

今シーズンもオープン戦的なプレシーズンが始まった。何かにつけてすぐに「ラスのせいだ」「ラスはダメだ」と騒いでる。メディアもこぞって、批判するために動画の切り抜きを作ってSNSで拡散したりしちゃってる。

オイラはこーいうスポーツ観戦でやたら騒ぐガヤは好きじゃない。戦っているのは彼等で、オイラたち観客、ファンはそれを観ているだけだ。応援、鼓舞するならともかく、そうじゃないなら黙っているべきで、無責任にあーしろこーしろというのはリスペクトが足りないよ。

不調なのは彼等が一番わかってるし、解決すべきなのも彼等だ。外野がわかったふうな口をきくもんじゃない。

そこに「選手のためを思って」と批判するのは逆効果だしおこがましいと思うぜ。