イオリンの何か

今年も寒い風が吹き始めました
上着を着ると暑いけれど
シャツ一枚じゃ寒過ぎる
そんな季節がやってきました

曇天の下を一人で歩いていたら
あの頃の僕らとすれ違いました
僕は振り返って僕らを見ていました
ずっと見ていました

ああ
君はもうここにいないけれど
君の跡がいつまでも僕の中に
いつまでもずっと

君の愛はなくなっても
愛した日々はなくならないから
愛した日々は嘘じゃないから
だってそうだろ

君はもうここにいないけれど
またいつか会えるのを
僕は楽しみにしています

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