イオリンの雑記

70点がテッペンに見えている

最近は「質の高いモノは誰でも作れるから、物語とか歴史とかが大事だよ」というのをよく聞く。これはある種正しいと思うけど、ここでいう「質の高いモノ」は決して100点満点じゃなくて、大体70点くらいじゃないかなと思う。地域や種別によって偏りはあって、例えば「東京のラーメン屋」とかだと90点がざらにあるとは思うけど、ならしていくと大体「70点」くらいじゃないかなと思う。でも、世の中に70点のモノが溢れかえったせいで、作り手側も「70点」がテッペンだと思っている。で、たまに100点が出てくると「あれは自分たちとは違う」と切り離してしまう。実は地続きで、丁寧にやれば届く点数なのに、と。そういうことが結構起きてるんじゃないかなあ。

モバイルバージョンを終了