イオリンの雑記

情報産業のがっちゃんこマネージャ

夜に友人と「情報産業におけるマネージャの位置って変やんね」という話になった。他の仕事・・・例えば芸能界だったり、ゲームや映画のスタッフロールだったりで見る「マネージャ」の仕事は基本的に現場の人たちの「サポータ」なんだけど、情報産業においては、「マネージャ」が主導権を握っていることが多い。まぁ情報産業における「マネージャ」の意味が広範すぎるんだと思う。企画書書いてたらそれは「ディレクター」「デザイナー」だし、仕様まとめてたらそれは「プランナー」だ。資金繰りをしていたら、それは「プロデューサー」だろう。でも情報産業では、その位置に「マネージャ」を置いてしまう。マネージャは、言ってしまえば指示待ち人間でもOKな仕事(降ってくる仕事がうまく進むように管理する仕事)だけど、プロデューサーやディレクターが指示待ちしてたら絶対ダメ。そういう根幹部分の衝突があるんだけれど、情報産業では全部ガッチャンコしてるせいで変なことになっている。ダウンタウンのマネージャが、ダウンタウンの漫才を監督しているような現象や、逆に漫才の作家さんがネタを渡されるのを待っているような現象が起きている。こういう話は多分、コンテンツになるんだろうなと思って、友人と話している。

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