イオリンの雑記

冒険譚をせがむような

俺は友人や同僚たちの人生のイベントについて聞くのが割と好きで。

それは、あまりにも自分の人生と乖離していて、「そんな世界が未だあったのか」「そんな文明がまだ残っていたのか」と感じるからだ。

同棲、飲み会、理想のキャリア、結婚、オシャレなカフェ巡り、上司との付き合い、家族、エトセトラ。

一方俺は猟師免許を取るために自動車教習所に通っている。興味の対象、生きている舞台ががまるで違う。

まるでシェルター暮らしをしている人間が、外の世界から旅人から冒険譚をせがむような。

いやまぁそれは美化しすぎな自己陶酔表現だけど。

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