イオリンの雑記

熱狂は危ない

俺は時折、オンラインサロンというか、コミュニティというか、ファンクラブというか、まぁそういうモノに参加することがある。

でも、それは「企画者の意図が自分と重なる」とかいうくらいだ。あるいは理想となる道を歩いている人だったりすると、「その人が何を考え、どう動いているのか」などは知りたい。

一方で、「企画者のことが熱狂的に好き」というのが参加者の大半を占める。特に企画者が人気商売であればあるほど、その傾向は強くなる。

俺が熱狂するのは「コンテンツ」であって、人には熱狂しないから、そこの温度差は大きい。

たまに「熱狂している方が、優れたファンだ」みたいなハナシがあがって、それはどうだかな、自意識がすごいな、と思う。さまざまなカタチがあって良いだろう、と思うのだけれど。

熱狂すればするほど、熱狂している人たちで集まり、そうなると自分たちが何者かになったように思い始め、その居場所を守ろうとする。そして気づかないうちに攻撃を始める。歴史でも何度も繰り返されているハナシだ。

だから熱狂は危ない。

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