「DIE WITH ZERO」という本を読んだ。職場の同僚に勧められた本。この「ZERO」は資産のことで、簡単に言えば「お金を貯めることに固執せず、使い切って死のう」みたいなハナシ。
おおよそは、もともと持っていた感覚に近いので、スムーズに読むことができた。こーいう場合はパーっと流し読みでも脳内の情報と紐付けていけば残るので、250ページくらいあっても数時間で読める。
いくらか新しいハナシもあった。「長寿年金」ってのは知らなかったし、「財産の相続や寄付は死ぬまで待つな、生きてるうちにやれ」ってのも、本当にそうだなーーと思った。子どもが20〜30代とかのうちに渡すほうがいいよな。
一方で「若いうちはお金は溜めずに経験に使え」ってのは、信奉しすぎると怖いよな、とも思った。割と「お金を使わないほうが経験になる」みたいなケースもある。
まぁそこの失敗談も書かれていたから、結局「頭をちゃんと使え」ってことに終始するのかな、とも思った。