イオリンの雑記

台湾という国がすごい

今、友達から借りたオードリー・タンさんの本を読んでいるのですが。。

オードリーさんはもちろんすごいのですが、それ以上に台湾という国がすごいですね。。

ジョブズとかとは、全く違う・・・ある意味正反対の、「国が生んだ傑物」ですね。

あまり「日本は・・」とか言いたくないのですが、日本という国ではオードリーさんは育たないだろうな、と思いました。構造的に無理だな、と。。

何が致命的かというと、国と国民との信頼関係が違いすぎますね。。政府が真摯ある対応をして、国民がそれを見て信頼する。。っていうのがきちんとできてる。それはこの15年、20年くらいの積み重ねからきてるんですよね。オードリーさんが変えたわけじゃなくて、国がそう。

一方で日本って、もう分断されてまくってるじゃないですか。国と国民、高齢者と若者、金持ちと一般市民。。。「お前らが自分のことだけ考えるなら、オイラたちもそうするわ」ってな状況なのですよ。

オイラが小さい時から「貧富の差」「少子高齢化」と言われ続けて修正に失敗し続けてるので、こちらも20年、30年かけて培われた土壌というわけで。。

これはもう、革命でも起きないと日本は台湾ルートは無理だな、と思いました。別ルート探さんと無理です。

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